万聖街 動画

心優しい悪魔のニールは、吸血鬼で親友のアイラに誘われて、地獄からこっそりと憧れの人間界にやってきた。ニールが暮らす万聖街1031号室は、アイラのほかに大家である天使のリンとミイラのアブーが暮らしている。そこへとある目的で街にやってきた狼人間のダーマオが加わることに……。

『はじめまして、僕はニーニー』

小さいころから人間界で暮らすことを夢見ていた心優しい悪魔・ニールは、親友の吸血鬼・アイラに誘われ、親の反対を押し切りこっそりと地獄から人間界にやってきた。しかし、ニールが暮らす万聖街1031号室にはどうやら一人も人間がいないようで……。

『友あり遠方より来たる、一緒に住む？』

こんなにも親切にしてくれるのかと感激するニールに、アイラは以前人生の岐路に立たされた時、ニールが相談に乗ってくれて救われたと話すのだった。そして、ニールはシェアメイトたちに地獄の家庭料理を振る舞おうと、何やら物騒な食材を取り出し……。

『天使の大家とナイスな住人』

シェアハウスの大家・リンは、生真面目で厳格な天使。学校で英語と中国語を教えている。誰に対しても態度は変わらず、例外はない。ニールは部屋を滅茶苦茶にしたことで1031号室から追い出されることを心配し、挽回しようとする。

『北から来た一匹のオオカミ』

北の雪深い山奥に、狼人間たちが暮らしている。狼人間協会からの要請で、覚醒間近だという魔王の素性を探るべく、村から一人送り込むことになり運の悪いダーマオが行くこととなった。早速出発するダーマオだが、その身に次々と災難が降りかかる。

『果報はわずか、災いは重なる』

ある夜、アイラが公園の前を通りかかると、人だかりができていた。そこには犬と間違われている狼姿のダーマオがいた。リンに新しいシェアメイトを探すよう言われていたアイラはここぞとばかりにダーマオを連れて帰る。住むところを得て喜ぶダーマオの前に、探していたニールが現れる。

『バイトしよう！ニール！』

アルバイトを始めたニールだが、毎晩帰りが遅く傷だらけになって帰ってくるため、どんなアルバイトなのかと心配するアイラ。こっそり後をつけてみるとニールはペットショップで働いていた。仕事にやりがいを感じているニールを見てほっとするアイラだったが……。

1031号室で一緒に暮らすようになってからも、ニールの観察を続けるダーマオだったが、ニールの優しさに触れて打ち解けていく。そんなある日、天界からリンの妹・リリィがやってきた。たちまち住民たちと仲良くなる、天真爛漫なリリィ。ニールもまた、リリィの優しさに惹かれていって……。

『魔王観察日記』

魔王を探るという任務を遂行すべく、ニールやその周辺の人物の行動をつぶさに観察するダーマオ。フルーツ狩りで魂を刈り取ってしまうニールや、血が不足しニールにかぶりつこうとするアイラなど、報告のネタには事欠かない。一方、ニールとアイラはといえば、リンがどのように寝ているのか気になってこっそり部屋をのぞきに行くが……。

『狼人間観察日記』

狼人間であるがゆえに、満月の前後数日は丸いものを見ると狼に変身してしまうダーマオ。変身すると、暴れて部屋を滅茶苦茶にしてしまうため、リンから次に室内で変身したら出て行ってもらうと告げられる。そこで森へと向かうも、災難が続き、困り果てたところに、ニールがやってきて……。

『クリスマスはみんなで過ごそう』

クリスマスイブ、ニールとアイラはツリーの飾り付けを手伝うことに。さらに、リンからは天国の兄弟へのプレゼントとして、天使の衣装を着て動画撮影に協力するよう告げられる。悪魔や吸血鬼の尊厳を主張するアイラだったが、家賃１か月タダの誘惑には勝てず……。1031号室の楽しいクリスマスが始まるのであった。

『天から舞い降りたリリィ』

リンの妹・リリィが天国からやってきた。人間界の大学に留学するため、学校が始まるまでのしばらくの間1031号室で暮らすことに。明るく社交的なリリィはあっという間に1031号室の面々と打ち解けていく。ニールもリリィに何か特別なものを感じてしまったようで……。

『僕の友達には好きな子がいる』

リリィのことが気になるニールは、恋愛に関する本を通販で購入するなど落ち着かない様子。見かねたアイラはニールから悩みを聞き出し、面白がりながらデートの演出プランを考えることに。思い切ってリリィを食事に誘い早速OKの返事をもらったニールだが、デート当日、様々なアクシデントに見舞われる。

『あけましておめでとう、あけましておめでとう、みんなあけおめ～』

告白することができず、リリィに対して気まずくなってしまったニールは、気持ちを紛らわせようと街に出かける。ところが時は大晦日で、街には全く人気がない。大晦日だと知ったニールは早速花火を大量購入。アイラ、ダーマオ、アブーとともに郊外に出かけるのだった。1031号室は新年になっても通常運転。

ニールの兄・ニックが地獄からやってきた。ニックの目的は、ニールの中に眠る魔王を目覚めさせることで、1031号室の住人たちはニックの策に巻き込まれ、散々な目にあってしまう。その後マイペースなニックは1031号室に入り浸り、リンは手を焼くが……。1031号室はさらに騒がしくなっていく。

『空に轟音が響き 兄が颯爽と登場する』

外出先からの帰宅途中にしつこい営業をうけるアイラ。あまりにもしつこいので、チラシに載っているQRコードを読み込むと、なんと悪魔が現れる。悪魔はニックと名乗り、ニールの兄だという。アイラの弱みにつけこみ、自我を失わせ意のままに操ってしまう。そこへダーマオも帰ってくるが、どうやらニックの目的はニールにあるようで……。

『上には上がいる』

ニックの突然の来訪に戸惑うニール。しかし、どうやらニックはニールではなく、彼の中に眠る魔王に用があるようで。自我を失わせたアイラとダーマオを戦わせ、ニールと二人っきりになったニックは、何やら怪しげなマニュアルを取り出し、ニールに対しあの手この手で魔王を呼び覚まそうとする。そしてついに成功するが……。

『兄は弟のために大きな犠牲を払うもの』

魔王を召喚しようとして、1031号室を滅茶苦茶にしてしまったニックは、ちょうど帰ってきたリンに通報され、警察に連行されてしまう。交番で取り調べを受けている時に、思わずニールとの思い出を話してしまうニック。その後、仮釈放されたものの、1031号室の片づけのためリンにこき使われることに。

『名前が貼ってあるお菓子は むやみに食べてはいけません』

あれ以来、すっかり1031号室に出入りするようになったニックは、リンのお菓子を見つけては盗み食いを繰り返す。そのうち身体に“余計なもの”がつくようになったが、本人は気づいていない様子。一方、リンは、リリィをそそのかして自分を挑発してくるニックについに怒りを爆発させてしまう。

『寡きを患えずして 均しからざるを患う』

アイラがリビングで映画を見ようとソファに座った途端、ダーマオの毛が宙を舞った。結局あとでリンに片づけさせられるので、仕方なく掃除することに。一方、風呂に入る前に鏡を見ると、自分の前髪が少し後退していることに衝撃を受ける。そこへ、ダーマオが帰ってくるが、フサフサの彼の髪の毛しか目に入らず、アイラはついに感情を爆発させてしまう……。

『その土地の事情に適した方法をとれば ゴミも宝物に変わる』

突然の停電で、ネットもエアコンも止まってしまった1031号室。暑さにもだえるなか、ニックの発案で、リンから天使の輪を奪い電源にしてしまうのだった。ある日、ニックは不運に愛されたダーマオの体質を聞いて、何やら怪しげな計画を思いつき、自分の企みを持ちかけようと、ダーマオの部屋を訪れる。

リリィに惹かれていくニール。週末、リリィに誘われてニールは郊外へピクニックに行く。ふたりきりだと思っていたら、そこには同じく誘われていた1031号室のメンバーが。そのとき魔王を宿したニールを滅ぼすために狼人間、悪魔、吸血鬼、ミイラたちがやってくる。そして、ついに魔王が目覚める……。

『恋愛禁止の夏』
出かけたリリィと、偶然を装って声をかけるニール。こっそりニールの後をついてきたリンは、ニールとリリィの関係を心配するあまり気が気でない様子。そこへさらにニックがやってきて、リンと一緒にニールとリリィの観察することに。リンからメモ帳を渡され記録するように言われるニックだが、どうも一筋縄ではいかないようで……

『兄のように父のように』
人間界の大学に入学し、寮に入ることになったリリィ。入寮前に、スノードームをリンにプレゼントする。それを見たリンは、リリィが天使として生まれてきた時のこと、リリィの良き兄として手本になろうと必死に頑張ってきたことをしみじみ思い出し、静かに微笑むのだった。

『ピクニックに行く前は 必ず天気予報を見よう』
リリィに週末郊外に遊びに行かないかと誘われ、デートだと舞い上がるニールだったが、そんなことはなく実際は1031号室全員に声をかけていた。がっかりするニールだったが、気を取り直してみんなとピクニックを楽しむ。そこへ思わぬ人（ならざる者）たちがやってきて、世界平和のために魔王を始末しに来たと言うが……。

『制作費は全部 この回につぎ込みました』
悪魔代表に対し、自分に任せてくれと言うニック。何やら怪しげなスティックを取り出し、ニールの中に眠る魔王の力を手に入れようとするニック。魔王の力を手に入れることに成功するものの、その負のオーラに耐え切れず倒れてしまう。一方で呼び覚まされた魔王は、静かに魔界の者たちへ怒りを爆発させるのだった。

『制作費は全部 前回と今回につぎ込みました』
ニールが目覚めると、そこは真っ暗な異空間だった。必死にアイラたちを呼ぶが、誰にも気づかれない。空間の外ではリリィたちが必死に魔王と戦っていたが、大量のマイナスエネルギーを使いこなす魔王の前に、ついに力尽きてしまう。ニックも、マイナスエネルギーと戦う中、幼いころニールに対しいただいていた感情を思い出すが……。

『友よ また会おう！』
ついに自分の中に眠っていた魔王と対峙するニール。1031号室の仲間たちがそれぞれ何かしらの下心を持ってニールに近づいたこと、リリィへの恋心も戦う天使に対しての魔王のアレルギー反応を恋心とニールが勘違いしていることを説く。それを聞いたニールは、魔王が実はただ静かに暮らしたいだけだと気づき、ある提案をする。

万聖街に新たな“人ならざる者”がやってくる！？　リリィのもとに大学の友人で天使のイワンが訪れる。やきもきするニールの恋の行方は？俳優として活動しているゾンビのルイス、リンのお見合い相手のキュウゲツ、ニールに拾われてきた呑兵衛の猫又・モモ……。一筋縄ではいかないクセ者たちが次々と登場！

『友だちの友だちも僕の友だち…かな？』
魔王をめぐる戦いの後、ニールは平穏な日々を取り戻した。ある日、天国の大学でリリィの同級生だったイワンが1031号室にやってくる。親しげに話すリリィとイワンにやきもちを焼くニール。三人で出かけ、イワンを案内することになり、何とかリリィにアピールしようとするニールだったが……。

『ホラーナイトin万聖街』
ある日の夜、ニールたちはホラー映画を見ていたが、そこへ1031号室ドアがノックされる。おそるおそるドアを開けると、なんとゾンビが立っていた。彼は名をルイスと言い、映画の撮影のためしばらく1031号室を離れていたという。人気俳優かと思いきや、人気なのはルイスではないようで……?

『家なし子 部屋がない！』
1031号室に戻ってきたルイスだったが、ニールとダーマオが入居したことで、空き部屋がなくなっていた。落胆するルイスに、自分の部屋に一緒に住めばいいと、アブーが手を差し伸べ、部屋へ招き入れるのだった。こうして誰も見たことがない、アブーの部屋のルームツアーがはじまったのだった。

『誰もお見合いから逃げられない』
リン先生がお見合いに行ったと聞き、早速あとを追うニックとリリィ、それにニールとアイラ。1031号室のオーナーの指示だから断れなかったようだが、あの堅物のリンのお見合い相手が誰なのか、とっても気になる4人。ところがお見合い相手は意外な人（ならざる者）で？リン先生のお見合いやいかに。

『道端の子猫ちゃん 勝手に走り回らないでね』
ある日、ニールは草むらで寝ていた猫を拾ってきた。その猫は、2本の尻尾を持ち、なぜか酒臭い。アイラに見せると、猫ではなく、猫又という桜の国の妖怪で、しかもお向かいの1032号室に住んでいるとのこと。そして、いきなり目を覚ましたかと思えば、1031号室のお酒を手当たり次第に飲み始め、泥酔して倒れてしまう。

『Angel Is Watching You』
自宅で目が覚めたモモ。二日酔いのせいで頭痛はするものの服は着ており、家の中も散乱していない。しかし、家を出てみると、向かいの1031号室のドアは外れ、家の中もめちゃくちゃになっていた。どうやら昨晩も飲みすぎてやらかしてしまったようだ。そしてリリィの監視のもと、ついに禁酒を始めるモモだったが……。

夏がやってきた！ウォーターパークへ遊びに行く1031号室の住人たち。ニールはリリィと一緒にカップル限定のイベントに間違って入ってしまう。リンは心配して、二人を追いかけようとするが……。ほかにもダーマオの仕事トラブルやリンの誕生日、リリィが出演するバレエの発表会など事件が次々と！万聖街の楽しい日々は終わらない！？

『働け狼、全力で働け！』
デザイナーの仕事をしているダーマオ。あるクライアントから仕事を受けたが、最初は大雑把なオーダーだったものの、後からどんどんと注文が追加され、大変な仕事になっていた。やっとのことでそれらすべての対応を完了したのも束の間、今度は役職者にチェックされ、さらに修正することに。果たしてダーマオのお仕事やいかに——？

『あと、どれくらいの魅力を隠しているのかな？』
プールに遊びに来た1031号室の面々は、各自楽しいひとときを過ごしていた。ニールとリリィは施設内で開催されているカップル向けイベントに偶然入ってしまう。二人の後を追おうとするリンだったが、一人で向かったために係員に止められてしまったところ、意外な人物が助け舟を出してきて……？

『お誕生日おめでとう、あなたの幸せを願います』
9月10日の午前0時、リンのスマホが鳴る。それはリリィからの誕生日を祝うメッセージだった。それに対し、お礼を言いつつも、誕生日パーティーはしなくていいと断固返信するリン。夜が明け、いつも通りの日常が始まると、今度は誰も祝ってくれないことに寂しさを感じ始める。リンは1031号室の面々に今日は何の日か聞いてみるが……?

『決戦 テニスの頂』
ニックは1031号室で過ごしているときの自身の扱いがひどすぎると抗議するが、そもそも住人ではないくせに厚かましいと怒るリン。またもや喧嘩を始めるニックとリンに、うらみつらみはテニスで解消してはどうかと提案するリリィ。こうして、1031号室の頂上を決めるテニス大会が行われることに。

『幕が上がり、スポットライトが当たる』
大学で、バレエ「白鳥の湖」のオデットとオディールを演じることになったリリィ。王子役に自分を重ね、うっとりするニールだったが、イワンが演じることになると聞いてショックを受ける。上演当日、重要な役を演じるはずだった役者の一人が時間通りに来られないことがわかり、リリィはニールに代役を頼むが……。

『Make you feel my love』
リリィの聖なる光を浴びて倒れてしまったニールは控室で目を覚ます。この後登場する魔王の役もニールが代役することになっていたため、心配したリリィとイワンはさらに別の代役を立てようとするが、ニールは自分が演じると言って聞かない。なんとかいいところを見せようとするニールだったが、舞台に立った途端セリフが飛んでしまう……!?

優しくかわいいリリィが突然別人のように変わってしまう。豹変したリリィは、地獄に興味を持ちはじめ、リンを誘いニール・ニックと共に地獄に旅行に出かける。地獄では様々なことに巻き込まれ、ハプニングの大連続。リリィの通報によって駆け付けた悪魔に助けられるも、なんとその悪魔はニックの父・ジェームズで……。ジェームズを巻き込んだ地獄旅行は一層騒がしくなっていく。

『妹の性格が突然すごく変わってしまった、どうしよう？』
リリィの様子がおかしい。突然口が悪くなったり、コーラをがぶ飲みしたりと普段とは違う様子。よく見てみると天使の輪がところどころ黒くなっていた。調べてみたら、リング変色症候群という病気のようで…? 反抗的な態度のリリィにリンも苦労する。なんとか妹を治そうと、リンはあらゆる手を尽くすのであった。

『旅行に行く前に必ず、見どころをチェックしよう』
リリィにせがまれ、仕方なくニールやニックと共に地獄旅行にでかけたリン。大量の神聖なものを地獄に持ち込もうとして没収されたり、急に具合が悪くなったりとスタートからハプニングの連続。やっとの思いで地獄に到着し、ドライブに出かける一行だが、またしてもリンの身に災難が降りかかることに!?

『強き者でも地元のボスには勝てない』
カンガルーにさらわれてしまい、洞窟に放りこまれてしまったリン。脱出を決意したところに、カンガルーに変身したニールとニックが助けにやって来る。3人は逃げようとするが、偶然出くわしたカンガルーに見つかってしまい失敗してしまう。そこへリリィの通報を受け、警察官が助けにやってくるが、これがまた以外な人物で……?

『一度行けば十分な場所もあるよね』
ニックの父・ジェームズの助けで危機を脱した一行はジェームズの案内で観光を続ける。ところが途中でエンストして車が止まってしまう。ニックが修理を試みるが直る気配がない。一方、近くでニワトリを見つけたジェームズは、リンに一緒にこれを捕まえて夕食にしないかと持ち掛けるが……?

『アイラの弟と妹がこんなに可愛いはずがない』
旅行に出かける両親から1031号室で弟妹を預かるように言われたアイラは、大慌てで荷物をまとめて出ていってしまう。代わりにニールが空港へ迎えに行くと、高貴な出で立ちの少年少女と出会う。この二人が、アイラの弟妹・ドッティ＆マーティなのだった。ニールは二人を1031号室に連れて帰るも、どうやらとってもわんぱくなようで……！

『悪霊悪霊飛んでけ～』
ニックがリビングに置いていた悪霊を閉じ込めた箱を、偶然開けてしまったニール。箱から解き放たれた悪霊がダーマオに憑りついてしまう。リン先生もリリィも出かけているため、1031号室には除霊できるものがいない。仕方がないので、ニックはエクソシストの親友・水晶（クリスタル）を呼び寄せる。

リンが1031号室から姿を消した！？姿を探す1031号室の住人たちの前で、どうみてもリンにしか見えない男がテレビに映る。それは、その男が大きな会社のCEOに就任したこと発表するニュースだった。本人かを確かめるためにみんなで会おうとするも、なかなかうまくいかない中、ニックがなんとかリンに会うことに成功する。しかし、リンはニックのことがわからず、どうやら記憶を失っているようで――

『迷った先に見えた景色』
ニックが中学生の頃、サマーキャンプで水晶と出会う。二人一組の標本採集の活動で道に迷ってしまうが、持っている食べ物が少ないため、残された時間は少ない。水晶の能力で、空に虹を描いて助けを求めるが、全く気付いてもらえない。一方の水晶は草を食べればよいので、あんまり困っていない様子。そんな二人の前に不思議なユニコーンが現れる。

『いいニック、悪いニック』
サウナに来た1031号室の面々。ニックの一言で我慢比べが始まることに。ところが当のニックがサウナの熱さによって、良いニックと悪いニックに分かれてしまう。超絶有能な「良いニック」は瞬く間に1031号室に溶け込み、ついにはニールと部屋を共にすることに。ニールと魔王は、そんな良いニックになんとなく違和感を覚えるが……？

『皆報いられる日がきっとある』
クリスマスを迎えた1031号室は相変わらず賑やか。そんな中、アイラの提案で、くじ引きをして一人を選び、その人（ならざる者）に究極のプレゼントをすることに。それは、みんなでその人の願いを叶えるというもの。こうして、それぞれの願いを胸に秘めたままくじを引く1031号室の面々。ところが当たりを引いたのは思わぬ人物で……？

『生まれ変わった私はＣＥＯ？』
スイカを食べようと集まった1031号室の面々だが、1つ余っていることに気づく。どうやら、リン先生がいないらしい。状況を整理してみると、なんと誰とも会わなくなって1週間経つという。慌てて捜索を始める1031号室の面々。ところがダーマオがなぜかテレビに写るリンを見つける。どう見てもリンに見えるその男は大企業のCEOになっていた!?

『交通事故？ 記憶喪失？ 人生の頂点を目指しちゃう？！』
リンが記憶喪失になったのは、おじいさんを助けようとして、車に轢かれてしまったかららしい。そのおじいさんがまさにリングループ のCEOだったのだ。秘書のジンは、いまだ目が覚めぬCEO をチャンスととらえ、リンをCEOに仕立て、自らグループを乗っ取ろうと画策する。しかし、リンは、あっという間にグループの実権を握ってしまうのだった。

『どうやってあなたを救おう マイ・エンジェル』
リンの記憶を取り戻すべく、みんなで立てた作戦を決行するニール達。それぞれが役割をうまく果たし、かくしてリンを連れ帰ることに成功する。無事に1031号室に連れ帰るが、リンに記憶を取り戻す気配はない。困り果てる中、ニックが意外な行動に出る！！