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放送 | 2003年春 |
話数 | 全26話 |
制作 | ゴンゾ・ディジメーション |
声優 | 真田ハジキ(16)・・・鈴村健一 カタナ(18)・・・諏訪部順一 篠塚アラシ(16)・・・折笠富美子 如月タクミ(16)・・・佐藤ゆうこ アイコ・マリー・ハーモニー(16)・・・倉田雅世 蜂須賀小五郎(38)・・・石塚運昇 カトリーヌ・フローベル(28)・・・井上喜久子 |
オープニングテーマ | PE’Z「Boomerang Boogie 〜南風堂の叔父さん〜」 |
エンディングテーマ | PE’Z「Song for my Buffalo」 |
あしたの街ですれ違い、そして出会った・・・・・・火花を散らして、闘う奴らにハチスカ運送で運び屋のアルバイトをしているハジキは、高値で取引される謎の物質“GAD”に接触してしまった。すると“GAD”はスクラップを巻き込み、巨大な人型メカ“鉄鋼人ライトニング”へと姿を変えたのだ。その時から、ハジキは鉄鋼人の起こす事件と巨大な人型メカ同士の戦いに、いやおうなく巻き込まれていく。
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Contents
第1話『同じ空をみていた』
ナイトタウンに住む真田ハジキは、父を亡くし、学校に通いながら、ハチスカ運送で運び屋のアルバイトをする少年。ある日ハジキは、怪しげな小荷物「ガド」を運ぶことになったのだが、ジャック一味にだまし取られてしまう。奪い返そうとするさなか、ハジキがガドに触ると、ガドが強烈な光の中で巨大な人型と変形していく。鉄鋼人“ライトニング”が誕生したのだ…
第2話『欠片(かけら)繋ぎ合わせ』
図らずも鉄鋼人を「操縦」してジャンク一味を粉砕してしまったハジキの前に、超絶的なテクニックで鉄重機“セブン”を操るカタナがあらわれる。金で裏稼業を請け負うカタナは、元が「ガド」であった鉄鋼人“ライトニング”を獲物として狙い、攻撃をしかけてきたのだ。なぜ自分がこんな目に遭うのか理解出来ないハジキは、駆けつけたハチスカの助けを得て、鉄鋼人ライトニングと共に逃げのびようとするのだが、執念に燃えるカタナが迫る…
第3話『ナイトタウンの街角で』
もうひとつ残っているはずのガドを狙って、ハジキを狙うジャックたち窃盗団。母や妹をジャック達から引き離そうと、ハジキはマスクを着用しライトニングを駆って街中を逃走する。だが、その姿はセントラルエレクトロニック会長の娘アイコ・マリー・ハーモニーの目に止まってしまう。彼女にも、“メッサーシュミット”と呼ばれる鉄鋼人がいたのだ。アイコもまた、ハジキとライトニングを追う……。
第4話『瞳涼やかに』
一人暮らしの少年・如月タクミは頻発する宝石強盗犯を追う最中、危ないところをハジキに助けられる。タクミは警察が手を焼く犯罪者も鉄鋼人を持つ自分なら捕まえられるとその正義の意欲に燃えているのだ。同じ鉄鋼人をもつものとしての邂逅。強盗の次の狙いに関する手がかりをつかんだハジキは、ライトニングと共に出動するのだが…
第5話『そして雨が降る』
カタナとワンダは手を組み、デイタウン博物館へ新宝石として搬入される寸前のガドを奪取することに成功した。だが、盗賊団の仲間たちがガドを横取りしようとアジトへ踏み込み、そのショックでワンダはガドを飲み込んでしまう。ガドの作用で、みるみる亜鉄鋼人に変身していくワンダ。そして暴走を始めた醜悪な巨人にカタナのゼロが闘いを挑むのであるが…
第6話『五つの仮面』
ガドが鉄鋼人になるのは、奇跡かもしれない。そして、鉄鋼人をどう使い、何を実現していくのか、ハジキは悩み始めていた。そして、同じ鉄鋼人を持つ者として、アイコやタクミたち鉄鋼人乗りが気がかりでもあった。そんな時、密輸されたガドが埠頭に陸揚げされるという噂を聞きつけたハジキは、ライトニングと共に港に向かう。その時ガドは近くのトレーラーを吸収し、龍のような巨大亜鉄鋼人に変化していった…
第7話『空を飛べたら』
パトカーと壮絶なチェイスを繰り広げるハジキとライトニング。カトリーヌの依頼で、ガドが入っているはずの資産家のバルダーノの棺を奪ったまでは良かったが、どこにもガドは見あたらなかった。一方、自分を変えたい、そのために鉄鋼人が欲しいと願うアラシは、看板屋に雇われて自分の仕事を始める。そんな彼女の前に、ガドとおぼしきリングが現れた…。
第8話『さすらいの二人』
ガドと鉄鋼人を破壊しながら、鉄重機に乗って砂漠地帯で旅を続けるセイカイとイサの二人。ユニット・ブルーに入った彼らは、タクミがサンダーボルトに話しかけている光景を信じられない面持ちで見つめた。彼らの出身地ユニット・コバルトは、暴走したガドによって全滅させられてしまったのだ。それ以後、鉄鋼人はセイカイたちにとって敵となった…。
第9話『雪が心を融かす』
腕が取れてから不調の続くゼロ。カタナとサユリは鉄道を乗り継いで、はるか極北の工場地帯ユニット・グレイまでやってきた。カタナの目的は、鉄重機のパーツを発掘して暮らしている老人・ラディゲと会うことだった。かつてカタナは、ラディゲとともに働いていたことがあったのだ。だが、ラディゲの近くには謎の男が出没し、サユリに近づこうとしていた…。
第10話『夕陽に札束』
ナイトタウンを駆け抜けるライトニング。ハジキがメリーとクリスたち警察に追われているのだ。謎の男からカバンを預かり、それを持って逃走中のハジキは、カバンをカタナが狙っていることを知ったことで、絶対に渡すまいと意地になる。その逃避行の途中で、ハジキはこの町を去るはずのクラスメートの少女、メリッサが夜道を歩いているのを見つけた…。
第11話『虹の町には帰れない』
この数週間、ナイトタウンは二つのギャンググループの抗争で荒れていた。きっかけは、敏腕なるメッツ捜査官が殺害されたことだった。ハジキも知らずのうちに時限爆弾を運ばされてしまい、自分の荷物で死人の出たことに嫌悪感を覚えて、事件の調査を開始する。タクミによれば、別に真犯人のいる可能性が高い。その犯人とは、カタナなのだろうか…。
第12話『ブルーバード』
ハチスカに結婚式の招待状を100名分届けるよう頼まれたハジキは、土砂降りの雨の中、一軒一軒を訪ねて配る。一方、アラシは愛猫のアンドロメダが行方不明になり、必死に探していた。彼女にとってアンドロメダは、ガドを運んできた大事な猫なのだ。アラシから宿題のレポートのことを聞かされたハジキは、手つかずであることを思い出してしまうが…
第13話『闇に棲む者たち』
デイタウンで異様な事件が起きた。街のチンピラが、機械と融合させられた不気味な姿で発見されたのだ。この解決は、鉄鋼人を持つ者としての使命だと闘志を燃やすタクミだったが、ハジキは釈然としない。そのころ、ナイトタウンのカタナのもとにはタケナカという男が訪れ、戦いを挑み始めた。人と機械を融合させるのは、タケナカのパワーなのだろうか……。
第14話『失われた時を求めて』
港で火事が連続発生した。それは怪しい人形を持つ男、ダブのしわざなのか。カトリーヌはその人形こそが求めるガドかもしれないと思い、ダブに接触する。だが、大爆発に巻き込まれ、いっしょにいたハジキが火傷を負ってしまった。それでもカトリーヌは自分だけのガドを探すことをあきらめず、アイコやアラシら他の鉄鋼人を持つ者に依頼しようと試みる。
第15話『陽の当たる庭』
進路を決めかねていたアイコは、父のラリーからハーモニー家の宝を見せられた。それは、莫大なエネルギーを生むとも言われているガドのコレクションだった。ハーモニー家は、ステータス・シンボルのガドを集めるため裏稼業の者たちを使っていたのだ。その一人、ジャックは失敗の意趣返しのためにアイコを誘拐し、ガド全部との交換をラリーに申し入れる。
第16話『牙を剥く日』
正義を信じてサンダーボルトで戦いを続けるタクミ。だが、カタナのゼロには歯が立たず惨敗を喫してしまう。この街をわが手に入れようとするカタナの激しさは増す一方だった。鉄鋼人のことをアイコから打ちあけられた父のラリーは、ガドに関わるメンバーを集め、食事に招待した。ハーモニー家に集められた大量のガドを見て、タクミはさらに衝撃を受ける…
第17話『銃・刀・獣』
タクミの絶叫を無視してサンダーボルトの暴走は止まらず、他の鉄鋼人を傷つけ続ける。その様子を見たカタナは、鉄鋼人こそは人の心を映し出す獣だと冷たく言い放った。自らの野望のために他のガドを壊わし、さからったジャックを容赦しようとしないカタナ。家を破壊されて妹サツキを人質に取られてしまい、ついにハジキはカタナとの決闘を決意する。
第18話『去る者の論理』
ハジキは家を破壊された責任を感じ、家族のもとへ戻ることができなくなっていた。ナイトタウンはカタナの実力行使でバランスが崩れはじめ、かつての秩序は失われていった。街がカタナの手に落ちるのも時間の問題だった。そんな街をいったん出て、外で暮らしてみようかと考えるハジキ。だが、カタナは自分の獲物を逃がすまいと、その様子を監視していた…。
第19話『道連れ』
姿を消してしまったハジキを心配するアラシ。だが、ハジキの家族もハチスカ運送の面々も動こうとはしなかった。自分に男の名をつけた父との断絶を改めて確認したアラシは、鉄鋼人ハヤテに乗って捜索を続け、トラックで夜道を行くハジキとライトニングを発見した。せめてユニットの境界まではハジキといっしょに行こうと、アラシも旅をともにする…。
第20話『この世の果て』
旅の途中で熱を出したアラシを介護するため、ハジキはすでに一週間も村の床屋に逗留していた。ハジキは、店の主人ゲイリーやおばあさんと世間話をして、果樹園でリンゴを取る日々を続ける。そんなハジキの姿を笑顔で見つめるアラシ。だが、村から出ていくこともできない青年サイラスたちは、よそ者の出現と持ち込まれた2機の鉄鋼人に不信感を抱く…。
第21話『蒼い眠り』
特務から派遣されたバルトは、警察の機動力を駆使してナイトタウンの犯罪者を徹底的に撲滅しようと壮烈な活動を展開していた。反撃するカタナはアウトローたちの残された希望だが、頼みのゼロが限界に近づいていることは誰の目からも明らかだった。ワンダにかくまわれたカタナにかつての覇気はなく、姿を消したサユリを求めてさまようばかりだった…。
第22話『ガラスの輪舞(ロンド)』
死んだはずの父の名をかたる男を捜して、ハジキは港湾都市クリスタルベイに来ていた。だがハジキが自分の旅とこだわるあまり、アラシと喧嘩別れになってしまう。とりあえずの職にありつき、宿として廃屋へ潜り込んだハジキは、そこでガラス細工をする少女きららと出会った。自分の想いをこめ、ガラスを形にしようとする彼女に心ひかれるハジキだが…。
第23話『償う男』
ハジキはアラシとともに船旅を続け、父かもしれない男の手がかりを求めてチェニス島へと赴いた。そこには壊れかけた小型ロケットが数十機も並ぶ格納庫があり、老人ボブが番をしていた。そこに父・真田ユウジロウを名乗る男が現れた。男の顔は包帯に隠れ、話す言葉も意味不明だった。しかも、ハジキはなぜかその男の正体を確かめようとはしなかった…。
第24話『天をめざす意志』
爆発事故で傷ついた包帯男の正体は、鉄鋼人だった。突然現れたサユリの手が男に触れると、傷は癒えていく。サユリはハジキに、二人を宇宙へ連れて行く手助けを申し出た。この島は本来は宇宙葬を行うための施設だった。ロケットさえ発掘できれば、もう一回だけ飛ばすことができるだろう。その頃、ゼロに乗ったカタナが執念に燃えて接近しつつあった…。
第25話『空への時間』
サユリと包帯男は、チェニス島に残された電磁カタパルトを使って宇宙に出ようとしていた。目ざすのは、ガドの巣とも呼ばれる空間だ。ハジキもまた、アラシの制止を振り切ってライトニングとともに同じ高みを目ざそうとしていた。だが、カタナがサユリを取り戻そうと、ゼロを使って離陸を阻止しようと迫る。ハジキとカタナ、最後の対決のときが来た…。
第26話『若き旅人』
ゼロとハヤテの犠牲によって打ち上げは成功、ハジキは望んだとおり空の高みへと向かっていった。だがそれは葬儀用ロケットによる片道分の旅路だ。生還は絶望的でもあった。ロケットの滞留する空間に到着したとき、包帯男を吸収したライトニングはハジキに語り始めた。「帰ってきた……」と。ガドの輝く空間で、ハジキは父の旅路の果てを目撃する…。
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