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デューク東郷、通称・ゴルゴ13はすべてが謎に包まれた孤高の超A級スナイパー。最大2000メートルの狙撃距離を誇り、銃やナイフを0.17秒で抜く男。そんな彼には、世界中から多くの依頼が舞い込む。社会の裏側でゴルゴは何を見、何を思うのか…。
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Contents
第1話『AT PIN-HOLE』
160名を乗せた旅客機がハイジャックされた。犯人である軍事機密密売人、ジェイク・クェードはコロンビアへの国外逃亡を企んでいた。CIAは留置場にいたゴルゴ13を釈放し、彼にクェードの狙撃を依頼する。
第2話『ROOM・No.909』
ウォール街の大物、ロバート・ホートンがゴルゴ13に射殺された。現場は高層ビル内のオフィスで、そこから500メートル離れたアパート前で薬莢が発見される。調査に向かった市警察のサムは、ゴルゴと接触して…。
第3話『傑作・アサルトライフル』
高性能の新型銃開発したヨーロッパの武器商人・カイザー博士。彼はこの銃を世に認めさせるため、M16の象徴であるゴルゴ13を倒そうと企む。そして偽りの依頼を受けたゴルゴは砂漠に導き出されるのだが…。
第4話『プリティウーマン』
ニューヨークマフィアのボス・マーティの愛人であるリンダは、マーティと別れてレディとして再出発することを夢見ていた。そこで彼女は、マーティの殺害をゴルゴ13に依頼するが、すぐにマーティに露見してしまう。
第5話『スーパー・スターの共演』
大手芸能プロダクションの副社長・ボブは、恩人でもあるコーナン社長の殺害を計画していた。そこでかつて金メダル候補と呼ばれた天才狙撃手を殺し屋として雇うのだが、この事実を知ったコーナンは復讐を決意する。
第6話『神に贈られし物』
大統領指名大会を控えた市に、プラスチックの拳銃を所持したゴルゴ13が現れた。警察は彼の銃を一旦は没収したものの、オモチャと判断してすぐに返却する。しかしFBIのダッチェスは、彼をマークすることに。
第7話『G線上の狙撃』
演奏中にバイオリンのG線が切れ、演奏を中断した独奏者のトーマス。自分と同じ屈辱をライバルのケルンスキーに味わわせたいトーマスは、ゴルゴ13に彼が演奏しているのバイオリンの狙撃を依頼する。
第8話『動作・24分の4』
パターソンの町を牛耳っていたベントナは、ニューヨークファミリーに組織と財産を狙われ、ファミリーのドンを殺害するようゴルゴ13に依頼する。ベントナの拷問中にその事実を知ったドンは、暗殺部隊を招集し…。
第9話『檻の中の眠り』
アラスカのブリストル湾に浮かぶ北刑務所に、無期懲役の刑で収容されたゴルゴ13。しかし所長に背いたために、死刑囚用の特別房に移されてしまう。そこで出会った死刑囚のザラスは、彼に協力して脱獄を図るが…。
第10話『帰って来た標的』
麻薬王・バグシィを、部下のブラウンからの依頼で抹殺したゴルゴ13。だがその後、ゴルゴ13は死んだはずのバグシィに呼び出される。実はゴルゴが殺したバグシィは替え玉で、全ては仕組まれた芝居だった。
第11話『デッド・アングル』
CIAからヨルダン国王特使の狙撃を依頼されたゴルゴ13。一方でこれを阻止するため、国務省は一流の狙撃手・カッツにゴルゴ抹殺を要請する。カッツは特使が到着する空港を訪れ、ゴルゴ打倒の策を練るのだが…。
第12話『TOUCH DOWN』
アメリカンフットボールのスター選手が試合中に狙撃された。警察は市内にいたゴルゴ13を拘束し、コンピューター解析によって証拠を掴もうとする。そんな中、捜査から外された老刑事は独断で聞き込みを開始した。
第13話『クロスアングル』
世界中の要人を撮り続けてきた、スキャンダル専門カメラマンのビクター・ランス。しかし好奇心を失った彼は引退を決意し、最後の仕事としてある人物のスクープを狙う。それはゴルゴ13の狙撃の瞬間だった!
第14話『落日の死影』
条約違反の毒物を扱う組織が、証拠隠滅のため関係者の抹殺を計画していた。暗殺の依頼を受けたゴルゴ13は、毒物製造工場のあるパラオ諸島へと向かう。だが島では、同じ標的を狙うもう1人のプロが活動していた。
第15話『海へ向かうエバ』
かつてゴルゴ13と一夜を共にした、女殺し屋のエバ。以来、ゴルゴのことを忘れられないエバは、3年半ぶりに彼との再会を果たす。しかしそれは、彼女がゴルゴのターゲットになったことを意味していた。
第16話『死臭の聖者』
宗教団体の教祖・ミハエルは、信者たちを兵士に仕立てて各地でテロ活動を行っていた。そんな中、教団に潜入した女刑事が殺害されてしまう。婚約者だったリンチ刑事は、ゴルゴ13に敵討ちとして教祖殺害を依頼する。
第17話『残光』
ワイキキでマフィアの大物が狙撃された。FBI捜査官のレオンは、6年前に別件でゴルゴ13の捜査に携わっており、状況からこれはゴルゴの仕業だと直感する。そしてゴルゴの前に現れたレオンは、ある要求を告げる。
第18話『スタインベック三世』
世界の要人の健康状態を売る組織・MC130でボスを務めるスタインベック三世。その抹殺を依頼されたゴルゴ13は、標的が車から降りるタイミングを狙う。だがその様子を見ながら、ゴルゴは違和感を覚えていた。
第19話『硝子の要塞』
非人道的な臓器移植を斡旋し、テロリストにも援助を行うウォルトン。彼とその腹心の殺害を依頼されたゴルゴ13だが、ウォルトンたちが潜む館は、鉄壁の防弾硝子に囲まれていた。果たしてゴルゴはどう挑む!?
第20話『メランコリー・夏』
英国秘密情報部のヒューム部長から、裏切り者の抹殺を依頼されたゴルゴ13。しかし標的であるグラストンは行方不明となっていた。そこでゴルゴはマルタに渡り、標的を見つけるためにある女を監視することに。
第21話『ガリンペイロ』
ガリンペイロ崩れの山賊に家族を殺されたマリオ。彼はゴルゴ13に復讐を依頼し、少量のダイヤを残して息絶えてしまう。後日、ゴルゴは旅客機をハイジャックし、なぜかFBIに身代金を要求していた。
第22話『インディアン・サマー』
ユタ州に建つ一軒家のモーテルへ、一人息子が出稼ぎから戻ってきた。しかし彼はカジノで強盗を働いており、家族を欺いて共犯者と金を部屋に匿ってしまう。一方、そのモーテルにはゴルゴ13が滞在していた。
第23話『ジェット・ストリーム』
ロンドン行きの旅客機がハイジャックされた。乗客の中にゴルゴ13がいることを知ったヒューム部長は、彼にハイジャック犯の殺害を依頼しようとする。やがて犯人へ謎の通信文が届くが、それはゴルゴ宛のものだった。
第24話『サンタ・アナ』
インターポールはテロリスト同士による相殺作戦を展開する。その軸に選ばれた凄腕の女狙撃者・ブリギッダは、既に何人もの暗殺者を抹殺していた。そして次の標的であるゴルゴ13に、彼女はなぜか接触を試みる。
第25話『フロリダ・チェイス』
ゴルゴ13の次なる標的は、終身刑で服役中の麻薬売人・ホセ。だがホセは別の刑務所への移送中に脱走し、現金輸送車を使って逃走していた。輸送車が国境付近に近づくと、警官に変装したゴルゴが立ち塞がり…。
第26話『冷血キャサリン』
かつて冷酷な女テロリストだったキャサリン。だが今の彼女は武装闘争に否定的だった。しかし彼女の同胞・パメラはテロ続行を主張し、キャサリンの知人を殺害してしまう。そしてキャサリンはパメラ抹殺を決意する。
第27話『フィアレス』
ゴルゴ13を襲う謎の刺客。彼らはみな、大事故から奇跡的に生還した者たちだった。刺客を影で操るのは元KGBのソベルノで、彼はゴルゴ打倒のために、事故のショックで恐怖心を失った者を戦士として鍛えていた。
第28話『白夜は愛のうめき』
夫殺しの過去を持つセシリアと出会ったゴルゴ13。偶然にも同じ旅客機に乗り合わせた2人だが、その機体は故障により胴体着陸を行ってしまう。着陸は無事に成功し生還したゴルゴとセシリアだったが、その時…。
第29話『配役<キャスティング>』
謎のスポンサーからの依頼で、ゴルゴ13主演のセミドキュメンタリー映画を撮影するエリック。実は主演女優のジーンは、撮影と気付かれぬようゴルゴに殺人を依頼していた。隠しカメラの中、銃を構えるゴルゴだが…。
第30話『ラブはナイフ』
ゴルゴ13の名を騙る殺し屋のベン。恋人のナタリーは彼に足を洗うよう勧めるが、ベンは本物のゴルゴを殺して自らの名を上げようと意気込んでいた。そしてベンは、ゴルゴの標的である男に接触を図る。
第31話『ANGRY WAVES』
リバプールに向かう輸送船・DEXYがシージャックされた。犯人たちの目的は原油で、乗組員を人質に国外逃亡を企てている。フラナガンから犯人殺害を依頼されたゴルゴだったが、犯人の中には凄腕の狙撃手がいた。
第32話『殺意の交差』
アープという男からレジャー会社社長の殺人を依頼されたゴルゴ13。しかし、彼は既に同社会長・アルバーと契約していた。計画通りアープを利用して任務を遂行しようとするが、がその裏で別の計画が…。
第33話『誇り高き葡萄酒』
名門ワイン製造会社のオーナー・アルベールは、伝統と格式に固執するあまり、日本人が競り落とした年代物ワインの中身を偽物にすり替えていた。だがそのワインが、有名なソムリエに披露されることを知り…。
第34話『殺人劇の夜』
不動産業者のジャンセンは、自分を欺いた同業者の殺害をゴルゴ13に依頼する。その殺害方法には「自分の眼前で殺害する」「他者は巻き込まない」という条件があった。条件を満たすため、ゴルゴが用意した奇策とは?
第35話『血統の掟』
ダービー優勝の有力候補馬・ギルフィ。ジョッキークラブの理事長・グレイは、外国馬の血が混じるギルフィに優勝を与えまいと、ゴルゴ13に抹殺を依頼。そのことを知った姪のシーリアは依頼を取り消そうとするが…。
第36話『死に絶えた盛装』
政界と財界を飛び回り、男を食い物にする美女・マルタン。ゴルゴ13はマルタンに人生を狂わされた男から、彼女を操る黒幕であるバンの殺害を依頼される。顔の分からぬ標的を求め、ゴルゴはマルタンを見張り続ける。
第37話『クリスマス・24アワーズ』
クリスマスの夜、犯罪者を捜査中のホテル探偵・ドールは、ホテルのバーにいたゴルゴ13に目をつける。ホテルには命を狙われた組織関係者が宿泊しており、ドールはゴルゴこそがその刺客であると直感していた。
第38話『少女サラ』
パリの地下鉄でスリの片棒を担ぐ少女・サラ。ある日、彼女は相棒のパトリックが盗んだ財布の中から、謎の暗号が書かれたメモを発見する。やがてサラに謎の男が付きまとうが、彼女を救ったのはゴルゴ13だった。
第39話『アッシュ最良の日』
天才を自称する芸術家のアッシュ。しかし誰も彼の才能を認めようとはしなかった。ある日、アッシュの部屋をゴルゴ13が訪ね、彼が作ったオブジェを買い取ると申し出る。その行動の裏に隠された理由とは…!?
第40話『鬼畜の宴』
大富豪のペテンセンとロスマクドナルドは、一流のスナイパー・スパルタカスにゴルゴ13の抹殺を依頼した。だがそれはプロ同士の殺し合いを観戦するという、彼らの非情な余興のために仕組まれたものだった。
第41話『ペチコートレーンの夜霧』
ロンドンでロシアの外交官が殺害された。その直後、下町にいたゴルゴ13に1人の女が近づき、自分を買わないかと声を掛ける。するとその瞬間、謎の集団がゴルゴたちを強襲し、2人は夜の町を逃走することに。
第42話『大きな口の湖上』
カナダの森で、2頭のヘラジカを1発の弾丸で仕留めたゴルゴ13。しかしそこでは1頭しか狩猟を認められておらず、ゴルゴは管理官に連行されてしまう。すると、ゴルゴが拘束された事務所に彼を狙う集団が現れ…。
第43話『空白の依頼』
爆弾テロにより重傷を負ったゴルゴ13は、クリスタという女性に助けられたものの、記憶喪失になっていた。しかし、どこかに行き何かをしなければという思いがゴルゴを突き動かし、微かな記憶の糸口を探り始める。
第44話『ロックフォードの野望』
ロックフォード財団の代理人から、専属契約を依頼されたゴルゴ13。だがその依頼をゴルゴが断った瞬間から、各銀行に預けた彼の財産が凍結されてしまう。この状況を打開するため、ゴルゴは華僑の大物と接触する。
第45話『36000秒分の1秒』
刑務所内の囚人の殺害を依頼されたゴルゴ13。狙撃のチャンスは10時間に1度しかなく、遂行には同じ体勢を長時間保つ必要がある。それを可能にするため、ゴルゴはスポーツ医学者にある薬物の調合を依頼する。
第46話『世紀末ハリウッド』
中国人俳優のリーが謎の組織に狙われた。リーのマネージャー・ロイはゴルゴ13にボディガードを依頼し、ゴルゴは請け負う代償として、ロイにあるものを要求する。一方、敵は軍隊並みの戦力を投入しようとし…。
第47話『夜は消えず』
フランスのアングレームへ保養に訪れたゴルゴ13。だが彼をひと目見た町長夫人は驚愕する。彼女はかつて娼婦として、ゴルゴに抱かれた過去があったのだ。そして、町長はゴルゴが妻を恐喝に来たと考え…。
第48話『黒い瞳 EBONY EYES』
組織への造反が発覚したマフィアのグレビックは、ゴルゴ13に命を狙われていた。そこでグレビックは部下にゴルゴ抹殺を命じるなど対応を進める。その途中、彼はゴルゴの子を産んだという娼婦の存在を知り…。
第49話『装甲兵SDR2』
小型機での逃亡中、とある孤島に不時着したゴルゴ13。だがそこは無数の死体が転がる戦場と化していた。さらにゴルゴの目前へ鋼鉄製のロボット兵まで出現する。この島はアメリカ軍による新兵器実験場だった。
第50話『天使と悪魔の“腕”』
任務遂行前に事故で右腕を負傷したゴルゴ13。彼は「天使の腕」と呼ばれる天才外科医・カッターの元を訪れる。カッターの治療によって回復に向かうゴルゴだが、今回の標的・サミエルはカッターの養父だった。
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