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放送 | 1980年冬 |
話数 | 全53話 |
制作 | タツノコプロ |
声優 | ヒカル・・・水島裕 ナナ・・・島津冴子 アターシャ・・・小原乃梨子 セコビッチ・・・八奈見乗児 トンマノマント・・・池田勝 ゲキガスキー・・・山本正之 ドワルスキー・・・たてかべ和也 |
オープニングテーマ | 山本正之、少年少女合唱団みずうみ「オタスケマンの歌」 |
エンディングテーマ | 山本まさゆき、小原乃梨子、八奈見乗児、たてかべ和也「アーウー・オジャママン」 |
歴史の流れを監視する組織タイムパトロール隊のヒカルとナナは、歴史を改ざんしようと画策するオジャママンとその背後にいるトンマノマントの存在を察知した。2人は正しい歴史を守り、オジャママンの野望を打ち砕くために、オタスケマンとなって戦う。
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Contents
第1話『オタスケマンVSオジャママン』
タイムパトロール隊員でありながら、謎の人物・トンマノマントにそそのかされ、歴史改変をたくらむアターシャらオジャママンの3人組。そんな3人の前に、歴史を守る正義の使者・オタスケマンが立ちふさがる。
第2話『ワイン皇帝ナポレオン?』
トンマノマントの歴史書によると、ナポレオンはパリへ着かず、他国でワイン作りに励み、巨万の富を築くらしい。オジャママンはフランス兵を飢えと寒さから救う交換条件として、ナポレオンに酒屋になるよう進言する。
第3話『ベートーベンの第十?』
トンマノマントが書き記した歴史書によると、ベートーベンが彼のために作曲していたという。この無茶な命令を遂行するために当時のウィーンへ向かったオジャママンは、ベートーベンをカンヅメ状態にしてしまう。
第4話『新隊員いよいよ登場』
アターシャのチームにタイムパトロール隊の見習い訓練生・ゲキガスキーが加わった。正体がばれないか心配するアターシャたちだったが、実は彼も根っからの悪で、トンマノマントの歴史書にも書かれていた人物だった。
第5話『ガリレオの新発見!?』
ガリレオ・ガリレイは本当は何も発見しなかったという歴史に書き換えるため、アターシャたちはイタリアのピサへ向かう。オジャママンは、ガリレオが“振り子の等時性”を発見するのを阻止しようと見張っていたが…。
第6話『リンカーンの悪徳宣言!?』
リンカーンは「人民の、人民による、人民のための政治」という有名な演説を行うが、トンマノマントはこれを否定。彼の歴史では、リンカーンは悪の演説をして、戦争を果てしなく泥沼化することになっているらしい。
第7話『ファーブルの水虫記!?』
昆虫記で有名なファーブルは、トンマノマントのデタラメな歴史によると実は水虫の研究をしていたという。オジャママンは珍しい昆虫をあげる条件として、ファーブルに水虫の研究をするよう話を持ち掛けるのだが…。
第8話『南極点大レース!?』
歴史改変を狙う謎の人物・トンマノマントによると、南太平洋に浮かぶ島の大酋長が、世界で初めてソリで南極点を征服したことになっているらしい。オジャママンは酋長を強引に連れ去り、一路南極へと向かう。
第9話『楊貴妃はやさしい女!?』
世界一の美女・楊貴妃は玄宗皇帝の后であったが、トンマノマントの歴史によると、もっと美しくて優しい女性が后の座に就いたとのこと。その女性を自分と思い込んだアターシャは、歴史を変えてやろうと燃えていた。
第10話『アヤマリのロレンス!?』
アラビア独立の英雄・ロレンスは、トンマノマントの歴史では、敵の牢に閉じ込められた際、泣いて謝った弱虫男となっている。オジャママンは1915年のアラビアへ出発し、ロレンスを陥れるため彼と行動を共にする。
第11話『アターシャのライバル!?』
トンマノマントの歴史書によると、ローマ帝国の将軍・シーザーはクレオパトラにふられてしまうことになっているという。オジャママンは無理やりクレオパトラを捕らえ、彼女をシーザーから引き離そうとする。
第12話『ロダンのにらめっこする人』
有名な芸術家・ロダンが作った作品“考える人”の側に、トンマノマントの親戚の愛犬・ドロンも一緒に彫られていたという。つまり“考える人”は、実は“犬とにらめっこする人”として作られた彫刻だというのだが…。
第13話『オジャママン4号誕生!?』
トンマノマントからの指令は、1795年のオワフ島へ飛び、カメハメハ大王にハワイを統一させるのではなく、竜宮城で乙姫と結婚させろというものだった。アターシャたちはカメハメハ大王の拉致に成功するが…。
第14話『奈良の都の逆立ち大仏!?』
今回のトンマノマントの指令は、奈良の大仏を完成直前に逆立ち状態にせよというもの。大仏建立の指揮を執った橋諸兄と対立する藤原仲麻呂と手を組んだオジャママンは、大仏と逆立ち大仏のすり替え作戦を実行する。
第15話『新撰組スエズ運河へ!?』
新撰組がスエズ運河で働き、その業績を元に土木工事会社を興したというトンマノマントの歴史を本当にすべく、オジャママンたちは京都へ。アターシャたちは将軍からの使者と偽り、新撰組をスエズ運河へ連れ去る。
第16話『人魚使いアンデルセン!?』
アンデルセンは童話作家ではなく、トンデルセンという男と見せ物小屋で人形使いをするという。トンマノマントの指令を傍受したパトロール隊は1837年に移動。アターシャはアンデルセンを見せ物小屋に連れて行く。
第17話『フランクリンのタコあげ!?』
フランクリンに雷が電気であることを発見させず、タコフライを作らせてそのチェーン店を築かせろという指令を受けたオジャママン。何とかしてフランクリンにタコフライを作らせようと、あの手この手を尽くすが…。
第18話『翼よあれはウソの灯だ!?』
トンマノマントの指令は、リンドバーグの大西洋着陸飛行を阻止しろというもの。オジャママンは飛行直前のリンドバーグにテレビを差し入れる。アターシャたちはテレビを通して、リンドバーグの妨害工作を企てるが…。
第19話『酒場の天使ナイチンゲール!?』
トンマノマントは、ナイチンゲールを酒場で働かせるように指令を下す。1853年のクリミアを訪れたオジャママンたちは、安酒場の経営を手伝うことになり、ゲキガスキーが野戦病院の看護婦を踊り子として引き抜く。
第20話『文左衛門の燈油船!?』
紀伊國屋文左衛門は、みかんではなく菜種油を運んで大儲けしたというトンマノマントの歴史を本物にするため、1723年の日本へ向かったオジャママンたち。ヒカルとナナが後を追うが、2人はケンカをしてしまい…。
第21話『謎の怪物メエーリアン!?』
ドワルスキーの母親がパトロール隊の見学にやって来るという。自分がエリート隊員だと嘘をついていたドワルスキーは仰天。そこでドワルスキーの未来を占おうと、基地のウルトラコンピューターを使ってみるのだが…。
第22話『花の大陸中断鉄道!?』
パトロール隊基地で抜き打ち避難訓練が行われる中、トンマノマントからアメリカの大陸横断鉄道工事を中断させろという指令が下る。東西からの線路の合流地点にたどり着くのを、オジャママンは阻止しようとする。
第23話『セコピッチのタイム家出!?』
これまでの戦いを振り返り、セコビッチのメカが退散の原因であると結論付けたアターシャたちはセコビッチを責める。さらにゲキガスキーがメカの勉強中だと知った彼は、気落ちしてアンドロメダマ号で家出してしまう。
第24話『消えた武田信玄!?』
川中島の合戦から、武田信玄が消えてしまったという報告が入った。信玄は現在の無人スペースコロニーにいるらしい。早速出勤するヒカル班とアターシャ班。どうやら信玄の失跡は、トンマノマントの仕業らしく…。
第25話『長官の宝物をとりもどせ!?』
東南長官に訓練怠慢で怒られてしまったアターシャたち。ゲキガスキーのアイデアで、仕返しとして長官の大事なカラオケセットを1871年のアフリカ奥地に捨てに行くことに。それを知ったヒカルたちは後を追うが…。
第26話『パトロール隊員の夏休み』
パトロール隊にも夏休みがやって来た。地球へ戻り家族と楽しいひとときを過ごすヒカル、ナナ、そしてセコビッチ、ドワルスキーやゲキガスキーたち。アターシャには何と、美形の男性ドクター・ドロンが待っていた。
第27話『恐怖のドラキュラ城!?』
地球でタイムパトロール隊の肝試し訓練を行うことになった。訓練の場所は、トランシルバニアにあるブラットテペス伯爵の城。そこが吸血鬼の城だと聞いて、ナナやアターシャだけでなく、ゲキガスキーも怖がり始める。
第28話『世紀の美女全員集合!?』
長官が留守なのを良いことに、アターシャたちはアンドロメダマ号を勝手に持ち出し地球へ遊びに出掛ける。その途中、トンマノマントから古今東西の歴史上の美女を集めたコンテストを開催しろという命令が下る。
第29話『ヒネボットのお父さん!?』
ヒネボットが基地の外で作業中に故障した。ヒネボットは旧式であるため、原始時代に隠居したアシノモーフ博士でなければ完全修復は不可能だ。志願して原始時代へ出発するヒカルらに、アターシャたちも渋々随行する。
第30話『家康のタヌキ武者!?』
有名な赤澤監督がタイムパトロール隊を題材にした映画を撮ることに。関ヶ原の合戦が舞台に選ばれ、ヒカル班とアターシャ班も出動する。だが、リアリティを求める赤澤監督は、両班の到着を石田・徳川両軍に密告し…。
第31話『UFO強盗怪事件!?』
パトロール隊の定期試験を控えたアターシャたちは、オジャママンとなって模範解答を強奪。その時、トンマノマントからオジャママンの資格試験として、シャーロック・ホームズの代わりに事件を推理しろと通信が入る。
第32話『海賊王オジャママン!?』
ある日、アターシャたちの部屋に17世紀の海賊王、ヘンリー・モルガンの壺が割れた状態で置かれていた。博物館から壺を返すように催促されたゲキガスキーは、当時に出向いてその壺を強奪しようと思い立つ。
第33話『2001文宇宙のタビ!?』
足袋型のUFOが目撃されるという事件が発生する。長官の命令で足袋型UFOの調査に出動したサンデー号とアンドロメダマ号は、そのUFOに遭遇。だがこの足袋は、トンマノマントが作ったミュータント生物で…。
第34話『アターシャ母子涙の再会』
アターシャをエリート隊員として扱った広報ビデオの効果で、彼女が幼い頃に生き別れた母親が2人も名乗りを挙げてきた。そんな時、トンマノマントから、大岡越前を灰色役人におとしめろという指令が下る。
第35話『珍味トンマノサンド!?』
休養中のアターシャたちは、食事時間を逃して豪華なディナーにありつけず、がっかりする。ゲキガスキーの発案で、基地を抜け出し食事をしに行くことに。だがその時、何者かが18世紀に基地をタイム移動させていた。
第36話『東南長官のちゃっかり娘』
パトロール隊本部に長官の娘・トン子がやって来た。名前とは裏腹の美少女で、ゲキガスキーもデレデレ状態。セコビッチたちはアルキメデスに会いたいというトン子の願いを聞き入れ、アンドロメダマ号で早速出発する。
第37話『パトロール隊の大運動会』
明日はパトロール隊の大運動会。紅組はヒカル、白組はアターシャがキャプテンを務める。優勝チームには純金のカップが進呈されると聞いて、借金まみれで食事代にも事欠いているアターシャたちは大奮起する。
第38話『ノストラダマスの大予言!?』
給料日だが、前借りし過ぎたせいでアターシャたちの給料はなし。落ち込む彼らにトンマノマントから指令が下る。2999年のブレーメン国で、養豚場をやっているノストラダマスを予言者として祭り上げろというのだ。
第39話『珍剣トンマの三刀流!?』
部下のふがいなさに嘆く長官は、リーダーシップの欠如が原因ではないかと考え、幕末の剣客・千葉周作の下にリーダーの資質をお忍びで勉強しに行く。ヒカルやアターシャたちは野次馬根性で、こっそり長官の後を追う。
第40話『ゲキガスキーの先祖は!?』
トンマノマントがゲキガスキーに、会いたい先祖に会わせてやるというボーナスを与える。アンドロメダマ号で抜け出したアターシャたちは、ゲキガスキーの先祖だという鳥獣戯画の作者・鳥羽僧正に会いに行くが…。
第41話『ドワルスキーの初手柄!?』
ドワルスキーがタイムパトロール隊をクビになってしまった。にもかかわらず全く引き留める様子のないアターシャに腹を立てたドワルスキーは、辞める前にオジャママンの秘密をみんなにバラしてやると大騒ぎし始め…。
第42話『セコピッチ花のお見合い!?』
結婚したくてたまらないのにアテが全くないセコビッチに、東南長官から見合いの話が持ち込まれた。その見合い相手はファラというタイムパトロール隊員で、現在は1829年のイギリスに出張しているらしい。
第43話『西郷ドンのしりとり遊び!?』
トンマノマントの歴史書では、西郷隆盛と勝海舟がしりとり遊びをしたため、その翌日に官軍が江戸城を総攻めにしたことになっているらしい。そんな中、オジャママンがケンカ別れして2人組に分裂してしまい…。
第44話『長官がトンマノマント?』
トンマノマントの正体を探るため、セコビッチは声の主を映像化する“声紋モンタージュメカ”を発明した。どうやら突き止めた正体をネタに脅迫し、自分たちの名前を歴史に残させようというのが目的らしいのだが…。
第45話『オタスケマンは大泥棒?』
ヒカル班とアターシャ班に、今までのタイムパトロール隊員訓練の総決算が与えられることになった。しかし、アターシャたちは、オタスケマンばかりを褒めてオジャママンのことをバカにする長官に腹を立て…。
第46話『決戦! オジャマウォーズ』
セコビッチは、未来を視聴可能な“未来映写装置”を発見する。これで見た彼らの子孫は、宇宙を支配する帝国軍の一員ではあるが、一向に反乱軍を見つけることができずに叱責されているという落ちこぼれぶりだった。
第47話『西部の勇者ゲキガスキー!?』
タイムパトロール司令本部を、ゲキガスキーの父親で有名な漫画家・ギャグスキーが突然来訪する。彼は新たに連載を開始する漫画の主役であるアメリカ西部開拓者の勇者に会わせてもらおうとやって来たのだった。
第48話『ヒカルがナナの未来の夫!?』
ヒカルが自分との約束をことごとくほごにした上、新しく入隊したばかりの美少女・ジュンと親しくしていることにヤキモチを焼いたナナ。ナナは今回の任務で、急きょアンドロメダマ号への搭乗を希望することに。
第49話『アターシャたち全員クビ!』
アンドロメダマ号を使った攻撃訓練の最中、セコビッチが居眠りをしてミサイルを誤射。タイムパトロール隊司令本部を大破させるという大問題へと発展し、アターシャ班の4人は即刻クビを言い渡されてしまう。
第50話『パトロール隊のタイム遠足』
タイム遠足の日。隊の任務も兼ねているこの遠足の行き先は、1689年の日本。松尾芭蕉が東北から岐阜までを行脚した『奥の細道』の旅を追い、彼らが無事に旅を終えることができるように監視するのが今回の任務だ。
第51話『月面着陸アポロは2番!?』
ゲキガスキーが、ヒカルとナナがオタスケマンではないかという衝撃的な推測を発表。決定的な証拠が見つからない中、ゲキガスキーはセコビッチが発明した“スーパー見え見えカメラ”で彼らの正体を掴もうと提案する。
第52話『オタスケマン大ピンチ!?』
トンマノマント直々に、タイムパトロール隊へ挑戦状を叩き付けてきた。その内容とは、この世から隊員を一人ずつ抹殺していくというもの。手始めに東南長官の両親の結婚を中止させ、長官の誕生を阻止すると宣言する。
第53話『輝け! 世界のオタスケマン』
オタスケマンの活躍のおかげで、長官の両親の結婚式は無事に行われた。その頃、指令本部が襲われ、壊滅状態になるという一大事に…。しかし発信器により、ヒカルたちはアターシャたちがオジャママンだと突き止める。
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