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放送 | 2006年秋 |
話数 | 全26話 |
制作 | スタジオディーン |
声優 | 安倍昌浩・・・甲斐田ゆき
もっくん・・・野田順子 紅蓮・・・小西克幸 安倍晴明(じい様)・・・麦人 安倍晴明(青年)・・・石田彰 藤原彰子・・・小林沙苗 青龍・・・森川智之 六合・・・高橋広樹 天一・・・田中理恵 朱雀・・・鈴村健一 |
オープニングテーマ | 引田香織「笑顔の訳」 |
エンディングテーマ | 木氏沙織「約束」
安倍昌浩「六等星」(最終話) |
安倍昌浩は、安倍晴明の孫で資質は十分ながらも、陰陽師としてはまだまだ半人前。また、妖を見る力「見鬼」もなく、陰陽の道を諦めていた。そんなとき、突然出会った白い物の怪を「見鬼」の才のない自分の目の代わりにして、妖の調伏に向かうのだが…
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Contents
第1話『この少年、晴明の後継につき』
時は平安。安倍昌浩は、稀代の大陰陽師・安倍晴明の孫でありながらも、妖を見る力「見鬼」の才がなく、陰陽の道を諦めていた。しかし、途方に暮れていたところ、突然白い物の怪と出会う。
第2話『逢魔が時に内裏燃ゆ』
陰陽師の見習いとして陰陽寮に出仕するようになった昌浩。元服の儀を終わらせ、父親である吉昌と左大臣・藤原道長のもとに報告のため出向き、その一の姫・彰子と出会う。
第3話『闇に怯える声をきけ』
先日の内裏炎上で身を守る結界が壊れた彰子は、晴明により再び強固な結界を張ってもらった。また昌浩は、その火事の原因を苦手な占いで探ろうとするも、その意味がわからずやきもきしていた。
第4話『異邦の影を探しだせ』
紅蓮の炎が効かず、取り逃がしてしまった謎の妖の正体を思案しながらも、陰陽寮の日々の仕事に追われる昌浩。疲れ果てて書簡庫で居眠りしてしまうが、その夢でまた新たな妖怪が姿を現した。
第5話『猛る妖異を退けろ』
姿を現した妖怪たちの主、それは西の国に伝わる古の妖・窮奇だった。あまりの力の差に、昌浩は紅蓮に逃げるように言うが、紅蓮は昌浩を庇って怪我をする。なぜ紅蓮がそこまで昌浩を守るのか?
第6話『夜陰に浮かぶ兆しを掴め』
異邦の妖・窮奇を探すため、昌浩は夜に都の見回りをするも、窮奇は見つからず、雑鬼たちが襲われていく。手掛かりを得るため、襲撃の現場に行くと、そこには恐ろしげな顔の牛車の化け物がいた。
第7話『彼方に手繰る女の念(おも)い』
彰子が妖に狙われている? 晴明のもとに、彰子から異変を知らせる文が届けられた。昌浩が晴明の名代で彰子を訪ねると、彰子の遠縁にあたる姫・圭子が突然不穏な気を纏って訪ねてきたという。
第8話『貴船に響く怨磋を止めろ』
以前聞いた、貴船で丑の刻参りをする鬼女の正体は圭子姫だった。異邦の妖たちは圭子姫を利用し、貴船の神を封じ込め、貴船山を隠れ家としていたのだ。昌浩は彰子を探すが、圭子姫の妨害にあう。
第9話『闇の呪縛を打ち砕け』
異邦の妖・ガクとシュンに襲われ、昌浩は絶体絶命の危機に陥る。貴船の龍神の力を借りようとするもうまくいかず、諦めかけた昌浩の脳裏に、以前晴明から教えてもらった秘密の言葉がよぎる。
第10話『淡き願いに応(いら)えの声を』
昌浩が彰子の様子を伺いに藤原邸に行くと、晴明の張った結界が弱まっていた。昌浩を危険な目にあわせたくないと訴える彰子に、自分が護り、そして来年、貴船の蛍を一緒に見に行こうと約束する。
第11話『誓いの刻印(しるし)を胸に抱け』
彰子が無事入内できるようにと、昌浩は窮奇を探すが、ほとんど情報を得られぬまま日々が過ぎる。唯一、水のある所で異変が起こりやすいとわかるが、昌浩の身体には疲労が蓄積し、倒れてしまう。
第12話『鏡の檻をつき破れ』
彰子の入内が明日に迫る。昌浩は入内の前に窮奇との決着をつけるべく、都の南にある巨椋池へ。そこで紅蓮と引き離され、窮奇の異界に連れ込まれた昌浩は、窮奇と壮絶な戦いを繰り広げる。
第13話『辻風が運ぶ禍歌(まがうた)』
安倍邸に居候することになった彰子に、昌浩はなかなか慣れずにいた。落ち着かないながらも、陰陽寮に久し振りに出仕すると、陰陽生の筆頭である藤原敏次に嫌味を言われてしまう。
第14話『満ちた月が欠けるが如く』
先日逃した怨霊が音沙汰のないことに疑問を抱く昌浩ともっくん。そこに、藤原行成が怨霊による病に伏せているとの報が入る。見舞いに行くと、なぜ敏次がきつくあたるのかの理由を聞かされる。
第15話『禍(まが)つ鎖を解き放て』
行成を苦しめる怨霊の正体、それは40年前に冤罪で大宰府に流された殿上人・穂積諸尚だった。行成を、そして敏次を救うため、昌浩は諸尚の調伏に乗り出す。都中では不穏な兆しが見え始める。
第16話『古き影は夜に迷い』
都中に怨霊や死霊がはびこる中、昌浩は防人の霊が彷徨うのを見つける。成仏させようとすると、百鬼夜行がその霊を狙ってきた。なんとか百鬼夜行は退けるも、昌浩は防人の霊に憑依されてしまう。
第17話『六花(りっか)に抱かれて眠れ』
防人の霊が昌浩の前に現われたのは、貴船の龍神が昌浩のもとへと導いたためだった。激怒するもっくんに連れられて、昌浩は貴船へ。そこで防人の霊を落そうとするが、意識を失ってしまう。
第18話『その理由は誰知らず』
昌浩の兄、成親が都へ戻ってきた。昌浩ともっくんが成親の邸に行くと、成親たち親子が謎の妖に襲われていた。助けにいこうとするも、もっくんが邸に入ろうとせず、結局妖を取り逃がしてしまう。
第19話『北辰に翳りさす時』
陰陽寮で敏次より失せものの相が出ていると言われた昌浩に、もっくんは気にしないよう告げる。だがその夜、昌浩は妙な夢を見る。それは、もっくんが闇の中へと消えて行くという夢だった。
第20話『黄泉に誘う風を追え』
都が荒れ始めていた。瘴気を打ち消すため、呪詛を行う者を見つけ出そうとする昌浩。そんな中、晴明は内裏で見つけた内親王脩子姫に不穏な空気を感じ追いかけるが、脩子姫は風音に攫わる。
第21話『罪の焔に絆絶え』
瘴穴に飲まれ、もっくんや神将とはぐれた昌浩。人の気配を追る神将とは合流したものの、もっくんは見当たらず脩子姫を見つける。なんとか脩子姫を説得し脱出を試みるが、異形に阻まれしまう。
第22話『すべては巫女の御為に』
宗主に戻ろうとする風音に、六合は嵬の左首を攻撃する。すると、風音は霊力の光につつまれた。その霊力に道返の守護妖が反応し、身を犠牲に瘴穴を閉じたため晴明たちも瘴穴を脱出する。
第23話『軻遇突智の焔は厳かに』
真実を知るために、貴船を訪れた昌浩。そこでタカオカミノカミから今後取れる選択肢を突きつけられる。紅蓮を倒すか、封印が破られるのを見ているか、タカオカミノカミにすべてを託すか、と。
第24話『黄昏の風、暁の瞳』
黄泉の国へと繋がる道反の洞穴。出雲国の高野山に来た昌浩たちだが、智鋪の宮司の術で、そこに至る道は封印されていた。その頃、道反の洞窟内にいた風音は、嵬に促され洞窟の奥に向かっていた。
第25話『禍気の渦に伊吹舞う』
黄泉の国へと繋がる第一の封印は開かれた。その気配を感じ、破られた封印の地へと急ぐ昌浩たち。そこには、風音の霊力を利用し封印の扉を開いた智鋪の宮司が待ち構えていた。
第26話『焔(ほむら)の刃を研ぎ澄ませ』
神殺しの焔を身体に宿し、朱雀の太刀を携えた昌浩は、紅蓮の元へと向かう。智鋪の宮司の縛魂の術に心を囚われ、神将としての理を再び犯した紅蓮。青龍は紅蓮を今度こそ殺そうと対峙するが…!?
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