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| 放送 | 2012年春 |
| 話数 | 全52話 |
| 制作 | ポリゴン・ピクチュアズ |
| 声優 | 司令官オプティマスプライム・・・森川智之
看護員ラチェット・・・飛田展男 警備員バルクヘッド・・・長嶝高士 偵察員アーシー・・・伊藤静 エリートガード スモークスクリーン・・・興津和幸 |
| オープニングテーマ | BIGBANG「FEELING」 |
| エンディングテーマ | CLUTCHO「I BELIEVE IN ALL」 |
数年間、姿を現していなかった、メガトロン率いる『ディセプティコン』が、 地球に眠るエネルゴンを狙って、再び出現した。それに対抗して、オプティマスプライムをリーダーとする『オートボット』は、人類と地球の平和を守るために立ち上がった。 両陣営に人類も巻き込んだ、新たな戦いの幕が開けたのであった―。
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Contents
第1話『完全変形！トランスフォーマー登場』
オプティマスプライム率いる正義の軍団オートボットは、エネルゴンを求めて地球に潜入していた。だが、悪の軍団ディセプティコンが襲来し、仲間のクリフジャンパーが捕まってしまう。また、アーシーもディセプティコンに狙われ、人間の子ども、ジャックとラフを戦いに巻き込んでしまう。
第2話『暗黒変形！？ダークエネルゴン』
メガトロンは死者を甦らせる力があると言い伝えられているダークエネルゴンを持ちかえっていた。その力をクリフジャンパーの遺体で試し、威力の強さを確認する。クリフジャンパーの生命反応の復活を感知し、オプティマスプライムたちは救出に向かう。そこで目にしたのは、膨大な埋蔵量のエネルゴンの採掘場だった。しかしそこにいたクリフジャンパーは、もう彼らの知るクリフジャンパーではなかった。ジャックたちがディセプティコンに狙われることを心配したオプティマスプライムは、アーシー、バルクヘッド、バンブルビーに、それぞれジャック、ミコ、ラフの護衛を命じる。ジャックは母親に、アーシーは中古で買ったバイクだといってごまかす。ラチェットはアーシーの身体に付着していた液体の正体を突き止めようとしていた。そのころ、メガトロンはダークエネルゴンで自らのパワーアップを図っていた。
第3話『救出変形！ファウラーの危機』
ジャック、ミコ、ラフの3人は護衛係のアーシー、バルクヘッド、バンブルビーと共にオートボットの基地に戻る。クリフジャンパーの体に付着していた物質がダークエネルゴンと確信したオプティマスプライムは、ラチェットを連れて偵察に出かける。アーシーとバンブルビーもパトロールに行ってしまい、基地にはバルクヘッドと子供たちが残される。そこへファウラー捜査官からSOSが届く。ファウラーは基地から戻る途中でディセプティコンにさらわれていたのだ。バルクヘッドが子供たちを残して捜索に出るが、ミコがこっそりついていったため、ディセプティコンに攻撃される。一方、ファウラー捜査官をとらえたスタースクリームは、拷問してオートボットの基地の場所を吐かせようとする。オプティマスプライムとラチェットは、先の大戦で死んだトランスフォーマーたちが眠る古戦場を発見。そこにメガトロンが現れ、ダークエネルゴンを放って亡霊たちをよみがえらせる。
第4話『潜入変形！戦艦ネメシス』
メガトロンはダークエネルゴンを使って蘇らせた兵士の亡霊たちを操り、オプティマスプライムとラチェットを亡きものにしようとする。ディセプティコンの基地では、バルクヘッドがミコ、ジャック、ラフの3人を守ろうと奮闘。だが追い詰められ、ミコを連れて戦艦ネメシスに逃げ込む。岩陰に隠れていたジャックとラフもディセプティコンに見つかり、戦艦ネメシスへと連行されるが、アーシーとバンブルビーに助けられる。戦艦ネメシス内の監禁室では、スタースクリームがファウラー捜査官を拷問し、オートボットの基地の場所を吐かせようとしていた。バルクヘッド、アーシー、バンブルビーは、子供たちを置いて監禁室へと急ぐ。なんとかファウラー捜査官を救出した3人は、子供たちと共に基地に戻る。オプティマスプライムとラチェットは、やっとのことで亡霊たちとのバトルに勝利。しかしメガトロンは、｢これは序章にすぎない｣と言い残して消える。この日の出来事にうんざりしたジャックは、もうかかわりたくないと告げて基地を去る。ミコはジャックの勇敢さを称えて引き留めようとするが、ジャックの気持ちは変わらない。ミコが戦艦ネメシス内で撮影してきた複雑な図式は、スペースブリッジのスペックだった。オプティマスは、メガトロンがサイバトロン星から兵士の亡霊を移送させようとしているのではないかと考える。
第5話『爆裂変形！スペースブリッジ攻防戦』
メガトロンはスペースブリッジからダークエネルゴンをサイバトロン星に送り込み、死者の軍団を地球に呼び寄せようとたくらんでいた。オートボットたちはスペースブリッジに先回りしてディセプティコンを迎え撃つ。
第6話『空中変形！スカイクエイク』
メガトロンに代わって、スタースクリームがディセプティコンの新たなリーダーとなるが、手下たちからイマイチ信頼されない。そこで、地球に眠っている戦士スカイクエイクを目覚めさせ、手下にしようと企てる。
第7話『極寒変形！？ミニコンの恐怖』
北極から持ち帰った謎のハッチ。中から出てきたかわいい小型ロボットは、実は金属を食べつくす凶悪なミニコンだった!ミニコンの大群におそわれ、オートボット基地は大パニック。一方、オプティマスプライムとアーシーは、北極から戻れず低体温で危険な状態になっていた・・・
第8話『秘剣変形！ホイルジャック登場』
バルクヘッドの戦友・ホイルジャックが地球に到着！彼は二刀流の達人で、華麗にディセプティコンビーコンたちをやっつける。バルクヘッドは久々の再会を果たし喜ぶが、ホイルジャックの様子がどこかおかしいことに気づく・・・
第9話『爆走変形！ディンガスを守れ！』
オートボットたちの基地にファウラー捜査官の怒鳴り声が響く。ディセプティコンの攻撃を受けたというのだ。彼はダイナミックエネルギー発生システム、通称ディンガスの運搬中で、襲撃者の狙いはそのディンガスだと思われた。エネルギー反応を起こせば大爆発を起こすという。オプティマスたちはファウラーとともにディンガスを目的地まで運搬することになる。ファウラーを襲ったヘリが現れるが、敵はディセプティコンではなく人間だった。サイラスという男が率いる彼らは、新世界秩序をとなえるMECH(メック)と名乗るグループで、彼らの戦いのためにディンガスを狙っていたのだ。そこにスタースクリームが差し向けたトルーパーたちが現れる。オートボットたちがトルーパーを相手にしている間に、メックはジャックとミコが乗る列車に積まれたディンガスを奪うため列車を脱線させようとするが、間一髪でオプティマスが危機を回避させる。犠牲者を出すことなくディンガスを守り切ったオートボット部隊。しかしオプティマスは、地球がかつてとは変わってしまったことを憂えずにいられなかった。この世界は人の皮を被った独自のディセプティコンを生み出してしまったのだ…
第10話『猛撃変形！二人の刺客』
あらゆる物体からエネルゴンを吸い取ってしまう装置“スターハーベスト”が博物館で見つかった。ディセプティコンに悪用される前に取り戻さなければならない。夜の博物館に忍び込んだジャックたちを、ディセプティコンの新たな刺客、メディックノックアウトとウォーブレークダウンが急襲する！
第11話『加速変形！スピード勝負！』
スポーツカーを乗り回すヴィンスにレースを挑まれるジャック。オートボットの掟を理由に一度は断るアーシーだったが、今回だけという約束で結局一騎打ちをすることに。そしてジャックは圧勝する。ヴィンスはリベンジのため、深夜公道で行われる秘密のカーレースでの勝負を挑む。思いを寄せるシエラの手前、出場を承知してしまうジャック。アーシーに断られたジャックは、ラフからバンブルビーを借りて出場する。レース会場にはディセプティコンのメディックノックアウトもいた。彼はバンブルビーに気付き、ヴィンスをオートボットの仲間だと勘違いして連れ去ってしまう。ジャックが途方に暮れているところへアーシーとバルクヘッドが現れ、 ヴィンス救出に向かう。メディックノックアウトに逃げられそうになったとき、オプティマスが現れて無事ヴィンスを救出する。ジャックは、責任はすべて自分にあるとオプティマスに話す。シエラにバイクに乗せてほしいとねだられたジャックは、オートボットのルールを尊重して断ろうとする。しかしアーシーは｢最初で最後よ｣と言ってジャックの恋のために一肌脱ぐのだった。
第12話『怪虫変形！クモ女の森』
ある日、アーシーとジャックはエネルゴンの反応があった山林を調査していた。そして墜落した宇宙船を発見する。アーシーは、その船が宿敵エアラクニッドのものだとすぐに気づく。大戦中、エアラクニッドはアーシーのパートナー、テイルゲートを無残に殺していた。パートナーを救えなかったというつらい記憶がよみがえり、アーシーは苦しむ。宇宙船から妨害電波が出ているためか、基地と連絡がつかず、グランドブリッジをつなげてもらうことはできない。アーシーはひとまずジャックを離れた所へ避難させ、エアラクニッドを探しに行く。エアラクニッドは最近、星々を巡り、土着の生き物を殺して集めることを趣味としている。今回のターゲットは人間だ。アーシーはエアラクニッドと戦い、拘束されてしまう。そこへジャックが現れ助けようとするが、アーシーはジャックをパートナーとして認めようとしない。ジャックはアーシーに促され、1人で森へ逃げる。エアラクニッドはジャックをコレクションに入れようと、その後を追う。機転を利かせたジャックは、持っていたサバイバルキットで火を起こし、エアラクニッドのいる宇宙船を爆発させて対抗する。さらにアーシーの助けも入り、倒すことに成功。結局、エアラクニッドには逃げられてしまうものの、ひとまず戦いは終わる。アーシーは今回のことでジャックが勇敢だと知り、頼もしく思うのだった。
第13話『幻影変形！マインドダイビング』
可変周波数を試していたラチェットが、偶然ディセプティコンの戦艦ネメシスの正確な位置情報とオートボットの緊急信号を捕える。同胞の救出が優先事項だと判断したオプティマスは、救急用具を持たせたラチェットとともに、ゴビ砂漠に墜落したオートボットの宇宙船を発見する。中には、かつてディセプティコンで大流行した死のウイルスに感染して死んだオートボットの死体が多数残されていた。オプティマスはそこでウイルスに感染してしまう。ウイルスはメガトロンが細菌兵器として開発したものだった。治療法を探るため、アーシーとバンブルビーはネメシスに侵入するが、データベースには求める情報が見つからない。バンブルビーは治療法を探すため、ラチェットの指示を受けながら、脳内侵入プログラムでメガトロンの脳内に侵入する。バンブルビーはメガトロンの潜在意識から治療薬の情報を引き出すことに成功し、オプティマスは一命を取り留める。バンブルビーの活躍をたたえる仲間たち。しかし彼の中には、メガトロンの意識が入り込んでいた…
第14話『逆襲変形！メガトロン復活』
ある晩、スタースクリームは海軍天文台から宇宙望遠鏡用の巨大レンズを盗み出す。それを使って北極の氷を解かし、その下に眠っている大量のエネルゴンを手に入れるのが目的だ。そのことを知ったオプティマスたちは計画を阻止するため北極へ向かい、ノックアウトたちと対戦する。一方、バンブルビーの精神に入り込んだメガトロンは、体をも乗っ取り、ダークエネルゴンを手に入れる。スタースクリームに陥れられたことも思い出していた。異変に気づいたラフとラチェットは、メガトロンに操られたバンブルビーを追ってネメシスへ行くも、止めることはできない。とうとうメガトロンはダークエネルゴンを使って復活を果たす。そして早速スタースクリームの元へ行き、これまでの裏切り行為を激しく責める。オプティマスがレンズを破壊することに成功し、北極の氷を解かす計画は阻止され、ディセプティコンとの戦いは終わる。メガトロンに操られていたバンブルビーが元に戻ると、ラフたちは胸をなでおろす。バンブルビーは必死に自分を助けようとしてくれたラフの姿を見て、深く感謝するのだった。
第15話『死霊変形！スカイクエイクふたたび』
猛スピードで移動するダークエネルゴンの形跡をラチェットが捉える。メガトロンがテラーコンの墓に向かっていると考えたオートボットたちは、すぐに追跡を開始するが、テラーコンの戦いを見逃したくないミコと、ミコを止めようとしたジャックとラフも一緒にグランドブリッジで砂漠に行ってしまう。ダークエネルゴンでスカイクエイクを甦らせようとしていたのはスタースクリームだった。子どもたちを見つけたオプティマスは至急グランドブリッジを要請して子どもたちを帰そうとする。それと同時にスタースクリームが要請したグランドブリッジが開き、子どもたち3人は時空のひずみに入ってしまう。 3人は異次元世界でスカイクエイクに狙われるが、ラチェットの努力でなんとか元の次元に戻り、無事ベースに帰る。スタースクリームは片腕を失いながらも、隠し持ったダークエネルゴンのかけらとスカイクエイクの力を利用して、ふたたびメガトロンの地位を奪おうという野望を強める。
第16話『手術変形！？囚われた破壊戦士』
カムチャッカ半島ではウォーブレークダウンとバルクヘッドが戦っていた。そこへMECHが現れ、ウォーブレークダウンを拉致してしまう。体を分解してバイオメカニズムを調べ、新兵器の開発に役立てようというのだ。オプティマスたちは人類のためにもMECHの狙いを阻止すべく、敵であるバルクヘッドを助けに行く。しかしサイラスの罠にはまり作戦は難航する。ウォーブレークダウンに積年の恨みがあるバルクヘッドは救出作戦には加わらずに基地にいた。しかしミコに発破をかけられ、助けに向かう。そしてオプティマスたちより先にMECHの隠れ家にたどり着く。最初はバルクヘッドが助けに来たことに驚くウォーブレークダウンだったが、協力してMECHと戦い始める。そこへスタースクリームが登場し、MECHは撤退。一瞬、絆が見えかけたウォーブレークダウンとバルクヘッドだったが、スタースクリームが来たことで、いつも通りの敵対関係に戻ってしまう。MECHは隠れ家を捨てることになったものの、ウォーブレークダウンの情報を得ることに成功し、新たな闘志に燃えるのだった。
第17話『謀略変形！邪悪な糸を断て！』
ジャックの母親ジューンは、あるウワサを耳にし、ジャックが悪い仲間と付き合っているのではないかと心配するようになる。学校とバイト以外、外出禁止にされ、バイクも禁止されたジャックは仕方なく自転車で行動する。しかしガレージにバイク(アーシー)がないと気づいたジューンはジャックが言いつけを守らなかったと思って激怒する。ジャックは正直にオートボットのことを打ち明けるが信じてもらえない。一方、サイラスはトランスフォーマーの救難信号を聞きつけ森に来ていた。それは、アーシーとジャックに復讐しようと目論むエアラクニッドの罠だった。彼らは、ひとまず手を組むことにする。早速、MECHはジャックの素性を突き止めてジューンを誘拐する。ジャックとアーシーはジューンを助けるためサイラスの指示に従って工場へ行き、エアラクニッドと再会する。アーシーはMECHに捕らえられ解体されそうになったものの、何とか逃げ出しエアラクニッドと対戦。ピンチになったところへ、ファウラー捜査官の助けが入り、一気に形勢逆転する。しかしエアラクニッドはヘリをスキャニングして逃げてしまう。サイラスはスキャニング方法のデータを得ると、ファウラーたちに捕まることなく工場を後にする。すべての事情を知ったジューンはジャックと基地を訪ね、オプティマスたちと対面するのだった。
第18話『密着変形！？磁力タッグマッチ』
前回、オートボットの秘密を知ったジューンは、その後たびたび基地を訪れるようになっていた。口やかましいジューンにはアーシーも少々うんざり。アーシーはジャックを残し、バルクヘッドと磁気の量が異常になっている場所へ偵察に出かけてしまう。偵察しに行った先ではエアラクニッドとウォーブレークダウンが戦っていた。異常の原因となっている装置ポラリティ・ガントレットを奪い合っていたのだ。金属を自在にくっつけたり弾いたりすることができるので、トランスフォーマーたちにとっては強力な武器になる。ガントレットを手に入れようとアーシーたちも参戦するが、その装置の力でアーシーとバルクヘッドは背中合わせにくっつけられてしまう。しかし戦いの途中で何とか体が離れると、エアラクニッドたちを倒して、ガントレットを手に入れる。アーシーが基地へ帰ると、自分の態度を反省したジューンが謝り、2人のわだかまりは消える。一方、エアラクニッドはアーシーたちとの戦いでウォーブレークダウンとくっついてしまったため、一緒にネメシスへ行き、再びディセプティコンに加わるのだった。
第19話『探査変形！地底からの脱出』
バルクヘッド、アーシー、ジャック、ミコは、廃坑になったエネルゴンの鉱山を調査中、メガトロンとスタースクリームに鉢合わせする。銃撃戦の影響で鉱山は落盤し、全員が洞窟の中で生き埋めになってしまう。しかし、裏切り行為でメガトロンの怒りをかったスタースクリームだけは、メガトロンを見捨てて脱出する。バルクヘッドは崩れ落ちそうな岩の天井を必死で支えていたが、限界がくるのは時間の問題だった。岩壁が崩れ、アーシーたちが助けに来てくれたと喜んだものの、そこに現れたのはスタースクリームだった。メガトロンが恐ろしすぎて助けに戻ったのだ。そこに、ディセプティコンが残したドリルに乗ったジャックが現れ、ミコを救出する。スタースクリームがバルクヘッドに手をかけようとしたその時、アーシーが助けに現れ、無事バルクヘッドも脱出する。生き埋め状態のメガトロンとスタースクリーム。そのまま鉱山ごとふたりにとどめを指すことは易しい。しかし、オプティマスなら決してそんな終わらせ方はしない。それを知っているバルクヘッドとアーシーは、ジャックとミコを連れて岐路につくのだった。
第20話『決闘変形！クリフジャンパーの無念を晴らせ』
前回、メガトロンのお情けで助けてもらったスタースクリームは、心を入れ替えてメガトロンに忠誠を誓おうと決める。そしてエアラクニッドと共にディセプティコンの墜落船ハービンジャーへ古代の武器を探しに向かう。しかし途中でエアラクニッドにハメられ、オプティマスたちに捕まってしまう。スタースクリームは武器の在りかを教える代わりに、仲間にしてくれとオプティマスに頼む。その言葉を完全には信用できないオプティマスは、アーシーを見張りに残して、武器を探しに行く。そしてエアラクニッドと対戦する。先にイモビライザーという武器を手に入れていたエアラクニッドは、それを使ってバルクヘッドとオプティマスを攻撃。2人は瞬間凍結されて動けなくなってしまう。しかし最終的にはバンブルビーが機転を利かせて勝利する。一方、アーシーはスタースクリームがクリフジャンパーを殺したと知り、決闘を申し込む。しかしスタースクリームの卑劣な罠にかかり負傷。なんとか形勢逆転し、怒りに任せてとどめを刺そうとするが、バンブルビーの悲しそうな顔を見て、冷静さを取り戻す。その隙にスタースクリームは逃げ、今後は誰にも支配されず、1人でやっていこうと決心するのだった。
第21話『友情変形！私のバルクヘッド』
古代のトランスフォーマーの英知が詰まっているというサイバトロン・データ・シリンダーから発せられたビームを頭部に浴びて倒れてしまったバルクヘッド。そのままデータシリンダーはノックアウトに奪われてしまう。帰還したバルクヘッドは未知の方程式を書き始める。彼の頭部にシリンダーのデータが転送されていたのだ。ラチェットは、バルクヘッドが書いているのは合成エネルゴンの化学式に違いないと予想する。それさえあれば、トランスフォーマーたちはエネルゴン不足に陥ることもなくなり、ディセプティコンとの戦いの戦況を一変することができる。しかしバルクヘッドが化学式を書き続けるにつれ、バルクヘッド自身のデータが少しずつ失われていることが分かる。手に入れたシリンダーがカラだと知ったノックアウトたちはバルクヘッドの頭部を狙うが、あと一歩というところで、データは再びビームとなって天空に飛んでいく。記憶の一部を失ったバルクヘッドはミコの名前さえ忘れていた。しかしミコのエレキギターの音を聴き、バルクヘッドはもとの記憶を取り戻す。
第22話『禁断変形！？ラチェット最強伝説？』
ここ最近、ディセプティコンとの闘いが続き、基地にあるエネルゴンは底をつく寸前となっていた。ラチェットはバルクヘッドが書いた数式を基に、人工エネルゴンの試作品を作る。試しに自分の体に使ってみると、いつもより体の調子がよくなり、ディセプティコンを簡単にやっつけられるようになる。気分をよくしたラチェットは次の戦いにも参加するが、オプティマスはラチェットの好戦的で無慈悲な態度に不安を感じ、ラチェットを基地から外出禁止とする。納得のいかないラチェットは言いつけを守らず単身メガトロンの元へ乗り込む。しかし、やはりメガトロンは強かった。ラチェットはあっけなく倒されてしまう。急にラチェットが強くなったことに疑問を持ったノックアウトは、ラチェットから流れ出た人工エネルゴンを瓶に集めて調べることに。だがラチェットが何とかそれを阻止し、瓶を壊す。そこへオプティマスたちが助けに現れる。そこはエネルゴンの採掘場だったため、オプティマスたちは大量のエネルゴンを持ち帰ることに成功する。ラチェットは今回のことを反省し、オートボットを実験台にすることは二度としないと誓う。しかし、割れた瓶には人工エネルゴンがわずかに残っており、ノックアウトの手に渡ってしまうのだった。
第23話『一撃変形！オプティマスプライムVSメガトロン』
プリマスの契約の書に予言されたとおりに惑星が配列し始めていた。メガトロンが地球にもたらした災いの数々から、予言された世界の終わりの舞台はサイバトロンではなく地球であると考えるオプティマスたち。その懸念のとおり、メガトロンは予言された暗黒の蘇りは自分のことだと信じ、新たにスペースブリッジを用意し、ユニクロンの血液を回収しようと準備を進めていた。メガトロンの攻撃により、ダークエネルゴンに冒され瀕死の重傷を負うラフ。オートボットとディセプティコンの対立を平和的に解決する可能性は絶望的だと悟ったオプティマスは、単身メガトロンとの戦いに向かう。メガトロンは謎のビジョンで不思議な火山に導かれ、その地でふたりは対決する。サイロ・ベースでは、ラチェットとジューンの努力でラフが一命を取り止めていた。オプティマスのシグナルを追跡していたラチェットは、オプティマスが大量のダーク・エネルゴンを浴びていることに気づき、アーシーとバルクヘッドは至急救出に向かう。
第24話『巨神変形！ガイアユニクロンの進撃』
ラチェットの機転のおかげで、仲間に助けられてベースに戻るオプティマス。ジューンは子どもたちを過酷な戦いに巻き込むことはできないと、ラフを連れて出ていくが、車ごと竜巻に巻き込まれそうになり、バンブルビーに救出されてベースに戻ってくる。一連の異常気象は、惑星の配列により、ガイアユニクロンが目覚めようとしていることから起きていた。太古の昔、プライムの祖先たちがユニクロンを封印していた。オプティマスは、ユニクロンは地球に潜り込んだのではなく、地球の中核そのものがダークエネルゴンからできているのではないかと考える。一方、メガトロンは目覚めたガイアユニクロンと対面するが、ガイアユニクロンはメガトロンを認めない。オプティマスはガイアユニクロンと対峙し、地球そのものと、ガイアユニクロン自身が生み出した人類のために、再び眠りに戻るよう説得を試みるが、プライムに恨みをもつガイアユニクロンは聞く耳を持たず、戦いになってしまう。
第25話『両雄変形！最強コンビ誕生』
ガイアユニクロンと対決するオプティマスとオートボットたち。追い詰められたオプティマスを間一髪で救ったのは、なんとメガトロンだった。メガトロンはガイアユニクロンに地球の支配者の座が奪われることが許せず、共通の敵であるガイアユニクロンを倒すまで、一時的にオートボットたちと手を結ぼうというのだ。ガイアユニクロンの力を抑え込むためにはメガトロンの力が必要だと考えたオプティマスは、メガトロンの提案を受け入れる。メガトロンがベースに向かえられ、地球の中核であるガイアユニクロンのスパークに向かう準備をするオートボットたち。オプティマスはジャックに｢グランドブリッジの電源装置の鍵｣だといってある装置をあずけ、メガトロンやオートボットたちとともに地球の中核に向う。
第26話『封印変形！オライオンパックスの謎』
オプティマスはまだオライオンパックスという名前だったころ、メガトロンと友人だったが、暴力的な野望を実行に移そうとするメガトロンと対立するようになった。そしてオプティマスプライムとなり、一方のメガトロンはディセプティコンを築いた。ベースではユニクロンの体内に向かったチームとの連絡が取れなくなっていた。オプティマスがジャックに預けたのはグランドブリッジの電源装置の鍵ではなく、ヴェクター・シグマの鍵だった。それを見たラチェットは、オプティマスはベースに戻らない覚悟なのだと知る。ガイアユニクロンの体内では、メガトロンがガイアユニクロンの呪縛と戦っていた。オプティマスがリーダーシップ・マトリックスを呼び出したとき、ガイアユニクロンのスパークが消え、地上で起きていた自然災害が止む。しかし、気がつくとオプティマスは自分がオプティマスプライムであることも、オートボットの仲間のことも覚えていなかった。メガトロンと友人だったころに記憶が戻ってしまっていたのだ。オートボットが敵だと思わされたオプティマスは、メガトロンとともにネメシスに行ってしまう。メガトロンはディセプティコンにオプティマスをこう紹介する。｢彼はオライオンパックス。われらの同志だ｣と。
第27話『忘却変形！ディセプティコンになったオプティマス』
オプティマスはプライムになった以降の記憶を失い、自分をオライオン・パックスだと思いこんでいた。メガトロンは、サイバトロンの崩壊はラチェット率いるオートボット軍団の悪行のためだとオライオンにウソを話す。メガトロンは、かつてオートボットから奪ったアイアコンの記録文書の暗号が解読できずにいたが、オライオンを利用して、暗号解読をさせようとしていたのだ。ディセプティコンは前回と同じ軍研究施設を襲撃し、スペースブリッジの電力源を入手する。そんな中、スタースクリームがネメシスに侵入する。オライオンとはち合わせたスタースクリームは思わず｢オプティマス・プライム｣と、本当の名前を口にする。
第28話『希望変形！サイバトロン星をめざせ』
スタースクリームと鉢合わせしたオライオンは、メガトロンから聞かされていた話に疑問を抱き始める。瀕死のスタースクリームからディセプティコンのスペース・ブリッジの位置を聞き出したラチェットたちは、グランド・ブリッジを経由してスペース・ブリッジを奪い、ジャックとアーシーをサイバトロンへ送ることに成功するが、ベクター・シグマの正確な位置は誰にもわからないという。カードキーに導かれ、ふたりはディセプティコンの首都であるケイオンの方角へ向かう。
第29話『起動変形！ベクターシグマの鍵』
キーカードに導かれてベクター・シグマの部屋にたどり着いたジャックは、キーカードにリーダーシップ・マトリックスをリロードさせる。そのとき、ラチェットたちが待つスペースブリッジ管制室に、リーダーシップ・マトリックスを狙うメガトロンが現れる。そこへ、メガトロンの話に疑いをもったオライオンも現れる。マトリックスを手に入れたジャックとアーシーがスペースブリッジで戻ってくるのを待ち構えていたメガトロンは、アーシーからマトリックスを奪おうとするが、その隙にジャックがオライオンにマトリックスを戻す。オプティマスは記憶を取り戻し、オートボットたちとジャックとともにスペースブリッジでベースに戻る。オプティマスが戻ったことを喜ぶ仲間たち。オプティマスには、オライオンに戻っていた間の記憶が残っていないようだった。
第30話『変形不能！？バンブルビーSOS』
メガトロンは戦争中ディセプティコンから押収したAクラスの武器、スパーク・エクストラクターを発掘するが、すぐにバンブルビーが取り返す。調査を続けていたバンブルビーは、メックのワナにはまってティー・コッグを奪われ、トランスフォームできなくなってしまう。そのメックを遠巻きに見ていたスタースクリームは、サイラスに同盟をもちかける。ベースにとどまるようにというオプティマスの言いつけに背き、バルクヘッドとともに調査に出たバンブルビーは、ノックアウトを追跡するうちに、崖から転落してしまう。
第31話『勇敢変形！軍医の決断』
ディセプティコンが別のオートボットの古代遺産を発掘する。シグナルをキャッチしたオプティマスたちは現場へ向かう。しかしウォーブレークダウンが掘り出していたソラス・プライムの槌は、メガトロンに持ち去られてしまう。一方、ラチェットが意識を失っている間に、単独メックの作戦本部に向かったバンブルビーは、奪われたティー・コッグを取り戻すが、スタースクリームとの戦闘の中で黒焦げに壊されてしまう。ラチェットは持ち帰られたティー・コッグの修復に全身全霊を注ぎ、ついにバンブルビーはトランスフォームできるまでに回復する。
第32話『剣爆変形！ホイルジャックとドレッドウイング』
地球でホイルジャックがディセプティコンと戦う姿が見つかる。ホイルジャックはレッカーズの仲間を殺したドレッドウィングを追って、偶然地球にたどり着いたのだ。サイロ・ベースでオートボット部隊と再会するホイルジャック。オプティマスは、地球での戦いは人間界への配慮が必要であり、地球滞在中は自分の指示に従ってほしいと伝える。しかしホイルジャックはバルクヘッドを伴い、勝手にドレッドウィングと戦いに向かう。バルクヘッドはドレッドウィングのワナで爆薬をしかけられるが、オプティマスがなんとかドレッドウィングを説得し、爆薬は解除される。ホイルジャックは自分がオプティマスを見損なっていたことを認めるが、再びベースをあとにして旅に出る。
第33話『波乱変形！昆虫激戦』
エアラクニッドの裏切りに気づいたメガトロンはドレッドウィングとウォーブレークダウンに暗殺させようとするが、逆にブレークダウンが破壊され、エアラクニッドには逃げられてしまう。ティーコッグを失ったスタースクリームは、インセクティコンを操るエアラクニッドに一緒にメガトロンを倒そうと持ちかけるが、インセクティコンを仕掛けられる。スタースクリームは再びラチェットを呼び出し、治療と引き換えに、エアラクニッドとインセクティコンの情報をオートボットに提供する。教えられた場所であるディセプティコンのエネルゴン廃坑に向かったオートボットたちは、インセクティコンと戦うメガトロンの姿を見て、スタースクリームの企みに気付く。単身エアラクニッドを追ったアーシーは彼女のワナに捕えられるが、エアラクニッドに仕返しに来たスタースクリームに間一髪で命を助けられる。メガトロンはインセクティコンとの戦いで倒れかける。オートボットが捕えようとしたとき、忠実なドレッドウィングが救出に現れ、取り逃がしてしまう。
第34話『激突変形！闇の司令官あらわる』
ファウラー捜査官がオプティマスにそっくりのトラックに襲われる。そのすぐ後、軍の基地がオプティマスにそっくりのトランスフォーマーに襲撃されたという報告が入り、軍は全オートボットの破壊命令を下す。ニセのオプティマスはメックの仕業としか考えられなかった。オートボットたちはメックの基地を探しにゆき、ニセオプティマスに次々と殴り倒されてしまう。最後にオプティマスとニセオプティマスを操縦するサイラスが対決する。ファウラーの機転のおかげで、オプティマスはニセオプティマスを倒し、サイラスはその下敷きになってしまう。メックはリーダーを失ったかに見えたが、戦いの現場にサイラスの遺体は見つからなかった。
第35話『特命変形！ファウラーの捜査ファイル』
ブライス長官に呼び出されたファウラー捜査官。部屋ではブライスのほかに、ビデオカメラを構えた下士官がいた。ファウラーは最近起きたトランスフォーマーがらみの事件について報告を求められているのだ。当局はオプティマスに疑念を抱いていた。オライオンパックスに戻ってディセプティコンの仲間になった過去も理由のひとつだった。メックが作ったオプティマスのニセモノについても、ブライスは本当にニセモノであるとは確信出来ない様子。オートボットほどの威力をもつものが寝返ったら、人類滅亡の危機だからである。上層部はオートボット部隊の処分や、作戦自体の終了も視野に入れていた。ファウラーは必死にこれまでの経緯を説明し、ブライスの疑いを晴らすべく説得を試みるが、結局、オプティマスが直接ブライスに挨拶したことで、ブライスはオプティマス・プライムが健在で、常に人間の味方であると納得する。
第36話『無限変形！増殖する敵』
パトロール中のバルクヘッドは謎の信号の調査に向かった先でディセプティコンのエネルゴン貯蔵施設を発見。エネルゴンと一緒にネメシスに吸い上げられてしまう。ネメシスの中で鉢合わせたのはなんとスタースクリーム。しかしこれはスタースクリームがメガトロンを破壊するために送りこんだスタースクリームのクローンのひとりだった。しかしクローンたちはメガトロンに破壊される。エアラクニッドも打倒メガトロンのためにインセクティコン軍団をネメシスに送りこんでいたが、結局インセクティコンはメガトロンにひれ伏してしまう。アーシーは再びエアラクニッドと一騎打ちになり、インセクティコンの巣穴でエアラクニッドをハッチに閉じ込める。バルクヘッドは不時着したネメシスから脱出し、無事にベースに帰還する。
第37話『神雷変形！戦艦ネメシスの反乱』
メガトロンは戦艦ネメシスの修復のためにダークエネルゴンを使う。その結果ネメシスは意思をもつようになる。強力になったネメシスのビームによってオートボットたちは機能停止状態にされてしまう。独自にアイアコン・データベースを高速で解読し始めたネメシスは、邪魔なメガトロンたちも機能停止にしてしまう。ジャック、ミコ、ラフはファウラーとともにネメシスに潜入し、解読済みのデータをダウンロードする。データの座標のひとつはニューヨークを示していた。そしてネメシスが一直線に向かっているのもニューヨークだった。それはニューヨークの人々が危険にさらされていることを示していた。
第38話『奪回変形！大都会・地下の戦い』
アイアコンの遺産が眠る四地点の座標のひとつ目はマンハッタン。メガトロンは四地点に同時に部隊を送ろうとする。それを予想したオプティマスはオートボット部隊も手分けをする必要があると考える。アーシー、バンブルビーは、ジャック、ミコとともにマンハッタンの地下鉄トンネルに向かう。そこではすでにノックアウトとインセクティコンが遺産を掘り出していた。鉄道工事の作業員ボーゲルに見つかりそうになり、ジャックとミコは迷子のふりをしてごまかそうとするが、結局オートボットとディセプティコンの戦いについて説明することになる。オートボット部隊はひとつ目の遺産であるフェーズ・シフターを無事回収できたが、人間の目撃者が新たにひとり増える結果となった。
第39話『氷結変形！無敵のボディを手に入れろ！』
ふたつ目の古代オートボットの遺産を回収すべく、オプティマスは単身、南極大陸に向かい、ドレッドウイングに鉢合わせする。補足されたスタースクリームも一緒だった。オプティマスはドレッドウイングを倒し、スタースクリームを連れて遺産の在処へ向かう。そこは人間の観測基地だった。オプティマスが観測基地でふたたびドレッドウイングと対決している隙に、スタースクリームがふたつ目の遺産、エイペックス・アーマーを手にしてしまう。アーマーで最強の防御力を身に付けたスタースクリームに対抗するため、オプティマスとドレッドウイングは一時的に手を組み、スタースクリームをアーマーごと南極の海に沈めることに成功する。オプティマスはドレッドウイングにオートボットに加わるよう説得を試みるが、メガトロンに忠誠を誓い、またスカイクエイクのことでオプティマスを恨んでいるドレッドウィングは拒絶してメガトロンのもとに帰っていく。南極の海底ではアーマーを身に付けたスタースクリームがゆうゆうと歩いていた。
第40話『音波変形！ラチェットの秘策』
ラチェットはオプティマスの勧めに従いホイルジャックと合流する。アイアコンのアイテムを捜索中、同じ座標に向かっていると思われるサウンドウェーブに遭遇し、空中戦となる。被弾して不時着したホイルジャックの宇宙船・スターハンマーの近くには、ホイルジャックが撃ち落としたレーザービークが墜落していた。ホイルジャックは、遅かれ早かれサウンドウェーブが探しにくるはずのレーザービークの内部にワナを仕掛けることを思いつく。ホイルジャックがサウンドウェーブと対戦して時間を稼ぐ間に、ラチェットはベースのラフと協力してウイルスをレーザービークに仕込むことに成功。そうとは知らずにサウンドウェーブはウイルスをネメシスに感染させ、アイアコン・データベースをオートボット部隊のベースに送信する結果となる。サウンドウェーブとの戦いで負傷したホイルジャックは、ベースに戻らず再びひとりで旅立ってゆく。作戦の大成功に大喜びするラチェットの前に、重傷を負ったバルクヘッドがグランドブリッジで帰還する。
第41話『毒炎変形！虫の王・ハードシェル』
バンブルビー、アーシー、ジャック、ミコがニューヨークに向かったのと時を同じくして、バルクヘッドは赤道付近の火山地帯にアイアコンの遺産を回収に向かう。そこで見つけたのは毒エネと呼ばれる猛毒を帯びた有害エネルゴンだった。ディセプティコンの手に渡れば壊滅的な破壊兵器にされてしまう。バルクヘッドは毒エネの影響で体を蝕まれながらも、最強のインセクティコン・ハードシェルを振り切って毒エネを煮えたぎる溶岩の中に放り込む。だが、弱った体をひきずって帰還しようとグランドブリッジに足を踏み入れたその時、背後からハードシェルに銃撃され、重傷を負ってしまう。
第42話『仇討変形！勇気ある追跡』
バルクヘッドはハードシェルとの戦いで機能停止の状態に追いやられる。その姿を見たミコはホイルジャックと共に仇を取るためディセプティコンの鉱山へ向かう。2人はそこで騒ぎを起こし、ハードシェルを呼び出すことに成功。ホイルジャックは自分が負けそうになったら、宇宙船を自動操縦に切り替えて逃げろとミコに伝えるが、ミコは逃げるどころかミサイルを発射してハードシェルを倒す。その後、大量のインセクティコンをもやっつけ、見事復讐を果たす。しかしサイロに戻ってもバルクヘッドが回復している様子はない。ミコはもう二度とそばを離れないと心に誓う。一方、メガトロンの元には、ミコがハードシェルを倒したという報告が届くのだった。
第43話『追憶変形！アーシーの過去』
バルクヘッドはリハビリに励んでいたが、ミコは悔しくてしかたがない。心を閉ざしかけたミコにアーシーが声をかける。相棒を失う辛さや悲しみを誰よりもよく知っているアーシーは、自分の感情から目をそむけてはいけない、と優しく諭す。それは、最初のパートナー・テイルゲートをエアラクニッドに殺された後、彼女自身がクリフジャンパーから言われたことばだった。そしてアーシーはクリフジャンパーとの思い出をミコに語るのだった。
第44話『新星変形！スモークスクリーン参上！』
オプティマスたちは、トランスフォーマーの脱出ポッドが地球に不時着したことを知り、早速調査に乗り出す。そこには大勢のインセクティコンがいた。数におされて苦戦を強いられるが、スモークスクリーンというオートボットが現れると一気に形勢逆転する。彼はサイバトロンではアイアコンの警護部隊に所属していた。戦時中にディセプティコンに捕虜にされたが、なんとか逃げ出して脱出ポッドに乗り、地球にたどり着いたのだ。同じ頃、スタースクリームやオプティマスはレッドエネルゴンの存在をネットで知る。両者の間で奪い合いが始まるが、オプティマスは、エイペックス・アーマーをつけたスタースクリームになかなか勝てない。しかし、スモークスクリーンが機転を利かせて見事に勝利。スタースクリームはなんとかレッドエネルゴンのカケラを奪って逃走する。こうしてオプティマスのチームには新たなメンバーが加わり、歓迎ムードが広がる。しかし、いまだに体が治らないバルクヘッドは、1人寂しくその場を後にするのだった。
第45話『人造変形！帰ってきた破壊戦士』
昏睡状態だったサイラスはメックの技術によってウォーブレークダウンと融合し、人間とトランスフォーマーの結合体となって復活する。彼は軍人時代に考案したダモクレス作戦を決行するため軍施設から衛星を奪う。彼はダモクレスと引き換えに自分をディセプティコンに加えてほしいとメガトロンに申し出るが、人間とオートボット部隊の｢チーム・プライム｣に阻まれ、結局ダモクレスは破壊される。人間と手を組むことを改めて見限ったメガトロンは、サイラスを実験台としてメディックノックアウトに下げ渡す。
第46話『閃光変形！とき放て！伝説の剣』
地球に来て間もないスモークスクリーンはジャックと共に交通ルールを覚えるため町へ出る。その頃、ネメシスではメガトロンが次のアイアコンの遺産を見つけていた。メガトロンはオプティマスたちを巻くため、ウソの情報を流し、その間に遺産を手に入れようとする。その遺産とはマトリクスセイバーのことだった。岩山に刺さっているのだが、マトリクスセイバーの後継者であるオプティマスにしか抜けないため、メガトロンは岩山ごと持ち帰ろうとする。メガトロンの行動を察知したラチェットはスモークスクリーンを現場へ送る。スモークスクリーンはそこへジャックを連れて行き、危険な目に遭わせてしまう。自らもピンチに陥るが、オプティマスたちが助けに入る。マトリクスセイバーを手にしたオプティマスは強大な力を手に入れ、ネメシスを撃退。スモークスクリーンはジャックを危険にさらしたことを反省し、心を入れ替える。そしてオプティマスはマトリクスセイバーを通し、アルファトライオンのメッセージを受け取るのだった。
第47話『予言変形！時を超えたメッセージ』
マトリクスセイバーが伝えたアルファ・トライオンのメッセージにより、アイアコンの最後の4つの遺産、オメガ・キーが送りだされたことが明らかとなる。4つそろえばサイバトロン星を再生する力があると言われているものだ。オートボット部隊は手分けして、ひとつめのアイテムを回収に向かう。プライムの遺体の腕を自らの体に移植したメガトロンは、プライムの手でソラスプライムハンマーを使い、ダークエネルゴンからダークエネルゴンセイバーを作り出す。アイテムをめぐりオプティマスとメガトロンはそれぞれの剣で一騎打ちとなるが、マトリクスセイバーは砕けてしまう。しかしスモークスクリーンの機転もあり、無事、ひとつめのアイテムを回収してベースに帰還する。一方のメガトロンは、オメガ・キーの本当の威力については知らなかった。
第48話『爆炎変形！オメガ・キー争奪戦』
オプティマスは2つ目のオメガ・キーの座標を解読すると、すぐにアーシーとバンブルビーを出動させる。しかしノックアウトに待ち伏せされ、キーを奪われてしまう。3つ目のオメガ・キーがある場所へはバルクヘッドとスモークスクリーンが向かう。やはりドレッドウイングに待ち伏せされていたが、バルクヘッドが返り討ちにする。しかし、スモークスクリーンがオメガ・キーを手にしようとしたところで、スタースクリームがものすごいスピードで現れて横取りする。あまりの速さにスモークスクリーンは、それがスタースクリームだと気づかない。落ち込むスモークスクリーンに対し、アーシーは｢チームのことを考えろ、ヒーローになろうとするな｣と言って叱責する。スモークスクリーンは基地を出ていってしまう。その後、最後の座標が解読される。その座標はスモークスクリーンのことを示していた。彼自身が最後のオメガ・キーなのかもしれないと気づいたオプティマスたちは彼の居場所を捜すが、サウンドウェーブが現れ、彼をさらっていくのだった。
第49話『舞空変形！決死のスカイダイブ』
4つめのオメガ・キーはスモークスクリーンの体内に納められていた。メガトロンはついにオメガ・キーの威力を知ることとなるが、ネメシスに保管されていたオメガ・キーをスモークスクリーンが奪取する。オートボットのベースには合計3つのオメガ・キーがそろう。しかし、同じくオメガ・キーの力を知ったスタースクリームがレッドエネルゴンを利用し、超高速でオートボットのベースからオメガ・キーを奪い、4つそろえてメガトロンに差し出すのだった。
第50話『漆黒変形！裏切りの影』
オメガ・キーを4つそろえてスタースクリームがネメシスにやって来た。スタースクリームは再びメガトロンに忠誠を誓うからディセプティコンに戻してくれと言う。しかし素直にその言葉を信じられないメガトロンは、脳内侵入プログラムを使ってスタースクリームの今までの記憶を探ることに。次々と過去の悪巧みが暴かれていく。こうしてメガトロンはすべてを知るのだが、サイバトロン星を支配するには、ディセプティコンが再び団結する必要があると考え、スタースクリームを迎え入れる。一方、その様子をモニターで見ていたドレッドウィングは、スカイクエイクがスタースクリームに陥れられたと知り、怒りに震えるのだった。
第51話『復活変形！よみがえるサイバトロン星』
スタースクリームが戻ったディセプティコンに嫌気がさしたドレッドウィングは、メガトロンのもとにあったソラスプライム・ハンマーをオプティマスに託す。オプティマスはハンマーを使い、ベースのグランドブリッジをスペースブリッジに改造する。オメガ・キーはサイバトロンにあるオメガ・ロックを起動させるためのものだった。メガトロンにオメガ・キーを使わせないため、オメガ・ロックのあるサイバトロンに向かうオートボットたち。古代オートボットのアイテムを総動員し、オメガ・ロックとオメガ・キーの確保に一度は成功するも、そこへスタースクリームがポッドに閉じ込められたジャック、ミコ、ラフを連れて現れる。メガトロンは子どもたちと交換にオメガ・キーを引き渡せと迫る。
第52話『究極変形！戦え！トランスフォーマー』
捕えられたジャック、ミコ、ラフと引き換えに、オートボットたちはオメガ・キーをメガトロンに渡す。オメガ・ロックを起動させたメガトロンは、その力で地球をも征服しようとする。オプティマスは地球を守るため、オメガ・ロックを破壊し、地球のベースに帰還する。サイバトロン星は再生できず、メガトロンはジャスパーにディセプティコンの要塞を造り上げ、地球に攻撃を仕掛けてくる。ディセプティコンにベースが見つかったことを悟ったオプティマスは、オートボット部隊と子どもたちを全員ベースから避難させる。そして自らはディセプティコンの追跡を阻むためベースに残り、スペースブリッジを破壊する。
