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放送 | 1990年秋 |
話数 | 全48話 |
制作 | 手塚プロダクション |
声優 | 写楽保介・・・伊倉一恵 和登千代子・・・松井菜桜子 犬持・・・嶋俊介 ヒゲオヤジ・・・緒方賢一 オサム・・・田野恵 鬼胴・・・速水奨 |
オープニングテーマ | 徳垣とも子「?(はてな)のブーメラン」 |
エンディングテーマ | 中島安名「ちょっと魔法でばんそうこ」 |
額にある三つめの目が絆創膏で隠されているときは、幼児のように無邪気な男の子。しかし、ひとたび絆創膏が外されると…。古代文明を築いた三つ目族のパワーを宿す、悪魔的な超人に大変身!そんな不思議な少年、写楽保介が古代文明にまつわる難事件に挑む!
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Contents
第1話『三つ目登場・ボクが写楽だ』
おでこに大きなバンソウコウを貼ったクラスの写楽保介は弱虫でいつもいじめられている。だけど、博物館にある額にバツ印の神像を目にしてから写楽の様子が変わった。バンソウコウの下には秘密が…!?
第2話『ラーメン戦争・怒りの一撃』
ラーメン屋でバイト中の写楽は鬼胴たちから呼び出された。写楽に奇妙な魅力を感じているお転婆な和登さんが、写楽を助け出すのに成功するのだが、鬼胴たちは写楽のバンソウコウをはがしてしまう。
第3話『かわいい赤ちゃんは侵略者』
友人の家に赤ちゃんが産まれて、和登さんと写楽は病院まで見に行くことに。しかし、この病院は赤ちゃんの管理のすべてをコンピュータが管理しており、暴走して赤ちゃんたちの心を乗っ取りはじめる。
第4話『迷子のUFOをさがせ』
ラーメン屋さんでバイト中の写楽は、ちっちゃな小型UFOをみつけて騒いでいる同級生たちを見かけた。写楽は、ひと目でその小型UFOの正体を見破ったらしく、自分の家に持って帰る。
第5話『ハイテク暴走車を追え』
突然誰も乗っていない車が動き出した。この不可解な事件の裏には写楽が組み立てた謎の機械があるようだ。
第6話『美少女はヘビの使い?』
深い森の中、キャンプにやって来た写楽たち。ログキャビンに案内してくれた双子の女の子の父親・生物学者の蛇谷博士に写楽と和登は、妙な違和感を覚えるのだが…!?
第7話『のっとられた写楽』
写楽の面倒を見ている犬持博士が発掘した首飾り。写楽はそれを勝手に持ち出した。それ以来、写楽は人が変わった。首飾りは古代三つ目の民が作ったもので、写楽は古代民族の秘密に目覚めたらしい。
第8話『三つ目犬誕生』
額にバンソウコウの小犬・ホクサイ。写楽はその犬が気になっていた。額にはちょっと傷があるだけのホクサイを三つ目にすると写楽は言い出した。
第9話『三つ岩山の秘密』
写楽は可愛い和登に花束をプレゼント。和登さんは喜ぶが、柔道部の花壇から勝手に持ってきたのがばれて、お仕置きの代わりに和登と写楽は共に柔道部に入ることに。
第10話『ウソ? 写楽が悪魔』
写楽が退学処分を受けた。暗黒街のボスとナイトクラブで遊び呆けているのが理由とされていた。しかし、そんなことは信じない! と和登さんは真相解明に乗り出すのだが…!?
第11話『守れ!ボクの宝物(地下の都編 1)』
犬持博士は、写楽の超能力を除くために額の目を手術で取ってしまおうと計画していた。そのほうが写楽のためだと考えたのだ。しかし危険を察知した写楽は、思い出の品を隠そうと穴を堀りはじめる。
第12話『守れ!地下の都(地下の都編 2)』
写楽が見つけた古代遺跡を考古学者の草井が調査したいとやってきた。遺跡を掘り進む写楽たちの前に突然、現われた地下都市が現われる。しかも住人がいるらしい。
第13話『守れ!第三の目(地下の都編 3)』
草井という考古学者は遺跡荒らしだった。しかしそれを知らない犬持博士は写楽が遺跡調査を滅茶苦茶にしたと怒り、これ以上騒ぎを起こさないようにと額の目を手術するために写楽を病院に連れて行く。
第14話『爆発!宇宙パワー』
ピラミッドパワーって知ってる? 世界中のピラミッドは、宇宙のエネルギーを集める装置かも知れないという。写楽を使ってピラミッドの強大なエネルギーを我が物にしようとする3人組だ。
第15話『超能力VS超魔術』
和登さんとともに大魔術師・ガランプッタのショーへ出かけて行った写楽。ガランプッタは「神秘の三つ目」の力で、すごいマジックを見せていた。もし、あの目が本物だとしたら…!?
第16話『発見!伝説の怪物』
和登さんたちと共に写楽は温泉旅行に出かけた。静かな所のはずだったのに、ものすごい人出で賑わっている。なんでも近くの沼に恐竜が出るらしい。写楽たちは、恐竜捕獲の探検を始めるが…!?
第17話『受験戦争と平和?』
バンソウコウを貼っている時は幼児並みの写楽。だから学校の成績はひどい状態だ。こんどのテストで0点だったら、転校させると先生たちが言い出して…!?
第18話『不思議鳥モア』
写楽が海へ出かけると、不思議な鳥と出会った。ジェット機みたいな音をたてて飛ぶ大きな島だ。その鳥から預かった卵を調べてみると、これは100年以上も前に絶滅したはずの伝説のモアの卵だとわかる。
第19話『古代魔神めざめる』
各地の遺跡からバラバラに発掘された金属部品。犬持教授は8000年以上も前のものだと見て取った。復元してみると、それは巨大な魔神像になる。額の一部欠けていた破片を草井がはめ込んでしまう。
第20話『心を開け古代魔神』
魔神ガロンは古代三つ目族の造り出したロボットで、胸にガロンの良心=弾球をはめこまない限り、破壊活動を止められない。このままじゃ世界中が火の海になると知り、写楽たちはガロンの良心を探す。
第21話『321・ドカーン』
写楽たちは遺跡堀りの最中にヘンテコな壺を見つけた。この壺は三つ目族の悪人矯正装置で、悪いことを3回考えると、ドカーンとなるらしい。その壺が写楽たちにくっついて離れなくなった!
第22話『怪盗オズマの挑戦』
いつも中世の剣や鎧を狙う怪盗オズマが日本に現われた。博物館は厳重警備でオズマの出現に備えた。幻覚を操る怪盗オズマと写楽との戦いがはじまる。
第23話『古代からの使者(三つ目族の謎編 1)』
ゴブリン男爵から送られた謎の球体。そこに記された古代三つ目文字を見たとたん、写楽は、球体から“天人鳥”を蘇らせた。それは三つ目の力を封じようとするものを攻撃する鳥だ。
第24話『湖底に眠るひみつ(三つ目族の謎編 2)』
天人鳥の攻撃を危機一髪で逃れた和登さんは、三つ目族の財宝を探しに写楽と琵琶湖へ向かった。しかしゴブリン男爵が財宝を狙って、写楽の後を追跡していた。
第25話『財宝をさがし出せ(三つ目族の謎 3)』
ゴブリン男爵の魔の手から写楽たちを救ったのは、琵琶湖守りの末裔・公卿くんだった。写楽、和登さん、公卿くんの3人は遺跡の扉を開けて、いよいよ三つ目族の財宝のある地下の迷宮へ向かう。
第26話『秘められた使命(三つ目族の謎編 4)』
三つ目族の財宝は、金属板がたった1枚。持ち帰った金属板を太陽に照らしたとたん、いきなり爆発した。壁に焦げ跡が残った三つ目文字を読み始めた写楽の第三の目から涙が…!?
第27話『不思議の国の写楽』
写楽は和登さんのおじさんがやっている古道具屋さんに皆で遊びに来た。その倉庫で妙な形の壺を見つけた、写楽はあっという間に壺の中に落ちてしまった。和登さんが中を覗くと、写楽は消えていた。
第28話『悪党文福あらわる』
写楽の所に現われた怪しい男、文福。彼は写楽が3年前に描いた設計図から蜘蛛型メカを組み立てたらしい。それは人間にかみついて退化させてしまう恐ろしいメカなのだった。
第29話『もう一人の写楽(古代王子ゴダル編 1)』
4500年間、その魂を壺に閉じこめられていた三つ目の王子ゴダル。修学旅行先の博物館で、その壺をのぞいた瞬間、和登さんの身体はゴダルの魂に乗っ取られた。かわりに和登さんの魂は猫の身体に…!?
第30話『最終兵器を捜せ!(古代王子ゴダル編 2)』
和登さんの身体は、ゴダルの魂に乗っとられたままだ。写楽は、ゴダルを仲間にして三つ目族の帝国を復活させようとしていた。
第31話『始動せよ!ゴモラ(古代王子ゴダル編 3)』
ゴダルは写楽を使って地中に埋っていた最終兵器ゴモラを発見した。ゴモラは空気中の水蒸気を凍らせて巨大なヒョウを降らせる兵器だったのだ。
第32話『地球乗っ取り計画(古代王子ゴダル編 4)』
ゴモラを始動させたゴダルと写楽は、いよいよ世界征服の計画に着手。国際サミットに集った世界中の首脳を誘拐して、ゴダルの壺の力で魂を入れかえてしまおうというのだが…!?
第33話『魂を取り戻せ!(古代王子ゴダル編 5)』
和登さんの身体を乗っ取り続けるゴダルは、写楽の第三の目を封じて人質にしてしまう。彼は魂を入れ替える壺をクラマ山に持ってくるように要求。今度は写楽の身体に入って世界征服するつもりらしい。
第34話『文福再びあらわる』
たて続けに起こる泥棒事件! 雲名警部の捜査で現場の指紋から、犯人はあの文福と判明する。しかしその文福はいまも刑務所に服役中だ。写楽と和登さんは服役中の犯人を捕まえるために動き出す。
第35話『出現!七本の柱(怪植物ボルボック編 1)』
村を襲った地震とともに、不思議な石柱群が現われた。犬持博士と写楽たちは円形に並んだ柱の中心の洞窟に遺跡を発見。遺された手帳には日本最初の三つ目族の研究者、手島博士の謎めいた記録が…!?
第36話『不思議少女モエギ(怪植物ボルボック編 2)』
生き物みたいに動く泥に襲われた写楽と和登さんを、不思議な少女が助けてくれた。古代三つ目族の記念碑を手がかりに謎の鍾乳洞に潜入した写楽たちは、奇怪な球根・ボルボックに遭遇する。
第37話『地底にひそむ影(怪植物ボルボック編 3)』
写楽たちを救った少女モエギ。ボルボックは彼女が育てていた。しかも彼女は三つ目族! ボルボックを手なずけようとした写楽は、逆に凶暴化したボルボックによって第三の目をふさがれてしまう。
第38話『動き出した大地(怪植物ボルボック編 4)』
ボルボックがついにその触手を地表に現わし、人類への復讐を開始した。大地震と山崩れの中、モエギが示した石盤には、三つ目族の滅亡の原因がボルボックだったことが記されていた。
第39話『決戦!写楽VSボルボック(怪植物ボルボック編 5)』
ようやく怪植物ボルボックの弱点が判明する。それは塩水。写楽は地底戦車から塩水を発射した。しかしボルボックは恐ろしいオーラの力で塩水を真水に変えてしまう。
第40話『サルが喋った!(イースター島航海編 1)』
動物園で猿の大群が暴れ出し、写楽を連れ去った。しかも首謀者の猿は、人間の言葉を喋るらしい。バスを乗っ取り、さらに船で逃亡した猿と写楽を雲名警部たちが追跡して行く。
第41話『上陸!悪魔の住む島(イースター島航海編 2)』
言葉を喋る猿の名前はポゴ。他に誰も乗っていない無人の船に乗りこんだ和登さんたちは船内でミイラを発見。そのミイラから薄気味の悪い謎の声が!
第42話『結婚? ポゴと写楽(イースター島航海編 3)』
言葉を喋る猿のポゴ。彼女を喋れるようにしたのは、全世界の支配を目論む謎の組織。写楽を協力させるために、イースター島の猿を改造手術して兵隊にしていた。
第43話『さようなら、ポゴ(イースター島航海編 4)』
写楽はポゴを連れてイースター島に。謎の組織も写楽を追って島に向かった。イースター島の巨石像・モアイは三つ目族が作ったのではないか。そう思う写楽にモアイの秘密を解かせるつもりらしい。
第44話『狙われたモア!』
体長6メートルまで成長モアは空腹のたびに街中へ飛び出して行く。そんなモアに目をつけた例の組織から、モアを生け捕りにするため、3人組がやってきた。
第45話『メキシコ上空大バトル』
生け捕りにされたモアと一緒に、写楽はメキシコに連れて行かれた。檻を破って逃げ出した写楽は、砂漠で和登さんそっくりの女の子に出会った。
第46話『モア暗殺計画』
ユカタン半島のピラミッド遺跡に隠された三つ目族の最高技術。悪の組織がモアを狙ったのは扉を開く鍵がモアだったからだった。しかしモアの血液さえあれば鍵となることが判明し、再びモアに危険が!
第47話『復活! スーパーボルボック』
悪の組織はついに三つ目族の遺産・細胞強化ウィルスを手に入れ、最強兵器スーパーボルボックを東京湾に上陸させた。一方、写楽はバンソウコウを貼られたままメキシコに。このままでは東京は全滅!?
第48話『さようなら写楽保介明日への誓い』
スーパーボルボックを操っていたのは三つ目族の少女モエギだった。彼女の本当の目的は地球の自然を守るために全ての人間を滅ぼすことだった。写楽と和登は人間の未来を信じて最後の戦いを挑む。